昨夜たまたま、スティングを爆音で聞かせて頂いていたんですが、やっぱええ声ですよね。くぐもったようなすてきなお声に痺れますね。
ほんだところが、朝起きますと、スティングのミュージカルがメトロポリタン歌劇場でやるらしいぞというニュースが出ていて、これはどういうこと?と思ったんですが、2014年にスティングはミュージカルを書いているらしいんですね。ザ・ラスト・シップっていう。
イングリッシュマンはニューヨークにいるんだけれど、地元のことを描いたお話らしいんですね。自分の子どもの頃の。それをいまニューヨークで、しかもブロードウェーとかではなくメトロポリタン歌劇場というオペラハウスでというのは新しい試みですね。来年の6月9日から14日まで。全9公演。
オペラハウスがミュージカルをやったっていいじゃない??と思うのですが、果たしてどういう風に受け取られるのでしょうね、というところが気になっています。いや、ネガティブな感情をもっているとかではなくて、ピュアーな気持ちで、これは地元の方々にどういう風にとられるもので、こんごどうしたいと歌劇場は思っていて、スティング側としてもなぜこの会場を選んだのかというところが気になるわけですね。
かってな想像ですが恐らくオーケストラが出てくるわけでもなく、オペラ歌手もおらず、PAがギンギンマックスでやるわけだと思いますが、話題作り、というだけですまされるのだろうか、迷走という言葉があてはまるのか、それとも意図的に他ジャンルを持ち込むことでの新たな潜在顧客の開拓なのか。なにか別の思惑等々があったりするのだろうか、と不思議な気持ちにもなるわけです。
しかし、がっしりと、これまでのことを繰り返すことで成功を続けるウィーン国立歌劇場といった場所とは違う舵取りが求められるのはおそらく間違いがないでしょう。このような取り組みが今後も続いていくのか、それとも一発限りのスペシャルイベントなのか(ちなみに2010年にスティングはメトロポリタン歌劇場で歌っているようです。コンサート?)。
アメリカ最大の歌劇場なだけに、その動向は我々も見てるデー。奈良からウォッチしてますでー。


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