チケットは「完売」とあっても買えることもある。諦めないで欲しい。

先週先々週と裏方として関わらせて頂いたツアーは大人気ツアーで、各所完売が続出していたんですよね。素晴らしいことです。ほんでその現場で当日券の話が出たので、ふと思ったんですよね。完売しててもチケットが買えることって、あるんですよ。そのことを皆様にお伝えしたいなと思いました。

そもそもクラシック音楽のコンサートのチケットは完売となっていても完全にゼロになっていることは滅多にありません。どういうことか。むしろなぜまだチケットがあるのに完売とするのか。その理由をいくつか挙げてみますね。場合によってはこれら以外の理由もあり得るので、あくまでも例ということでご理解ください。

①関係者席

関係者席、いわゆる招待席としてとってある枠っていうのですか、そういう席がどのコンサートでも必ずあります。少ない場合でもたいてい2、3席はある。多い場合は20、30、あるいは50席とか確保されている場合もあります。これはメディアであったり、主催者にとって重要な取引先であったり、そういう人たちのためにとってあるものです。これが公演の数日前とか当日とか、いわゆるギリギリになって解放されることがあります。ここは絶対に使わない、というやつが出てくるわけです。なので、それを買える可能性があります。

②事故席

関係者席とほぼ同じなんですけれども、何かトラブルが起こったときに使う用の席があります。これも数席~10席とかそれぐらいです。関係者席と兼ねていることもあります。緊急事態発生!!!!!ダブルブッキング発覚!!!(関係者全員お顔マッツァオ)とか、近隣の方が激烈に香ばしい(お風呂、入ってますか。洗濯は粉末の漂白剤、入れてますか。香水、何リットルかけてますか。)、とかそういう理由で用いられることもある席です(必ずしもご希望に添えるわけではありません)。この席も、問題なさそうなら解放されることがあります。これはさらにギリギリになることもあります。

③予約流れ

予約だけして支払いが一定期間ない場合、チケットが流れる(自動的にキャンセルされる)場合があります。流れない場合もあるのですが、流れた場合はそこの席が再び空席になります。

④収録用などで押さられていた席

テレビ収録のカメラや音響機材などを客席に設置することがあります。この際に客席の一部を押さえるわけですが、あとになって、明らかにこの席は使わない、という席については解放されることがあります。解放されないこともあります。

⑤当日券枠が設けられている

そもそも当日券という枠をとってあるというレアなケースもあります。ギリギリにならないと予定がわからない人のため、とかそういう理由です。蛇足ながら「当日券500円増し」とか当日券の値段が割高で設定されることもあります。それは予め予約してもらった方が主催者としては嬉しいので(収入の見込みが立つので)、事前予約のモチベーションを高めるため割高にするわけです。

以上、こういった理由によって座席は「完売」の後も出てくる場合があります。完売であっても諦めずに電話をする、キャンセル待ちを入れる、あるいは当日直接会場入り口で待つといったやり方で、なんとかチケットを手に入れろ!!完売でもどうか諦めないでほしい!!

またまた蛇足ですが、外国のサイトを見ておりますと、完売(Sold Out)としているところもあれば、限定枚数(Limited Availability)などと書いているところもあって、なるほど、完売と書いたらもうそこで気持ちが途絶えるけれど限定なら「まだ可能性があるか」と思ってもらえるかもしれませんね。だからそう書くんだね。一枚でも多く売りたいのは誰だって同じですね。

熱意があれば、道は開けることもある!!!(開けないこともあります)

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