最近、新幹線が不安だ

日本の電車は素晴らしい。遅刻しない、新幹線が超過密ダイヤで走っているのにも関わらず!そういう話をよく聞いたものですが、もしかするとそれは過去のものになりつつあるのではないか、そんな気がしています。

気候の不順での停止、これはもうどうにもしようがないのだなと思っているのですが、はやぶさとこまちの連結が連続して外れたり、異常を検知してとまったり、ポイントが故障したり。なるほど。これはしんどい。

昨日一昨日と私は関西方面にいて、昨日の夜に新大阪から新幹線に乗るつもりで、午後に一度ちらと運行状況を見ると遅延している。おかしい雪は降っていなかったがと思ったところ、なにやら故障があったようで、ふむこれは困ったしかし、夜には戻っているだろうと思って軽く捉えていた。福島駅近辺のホールに入って再度チェックしてみたら、また止まっている!これはしたり!と膝を叩いて、出会え出会え!!!大慌てでサルを呼びつけたのであった。わらじなら温めてございますううううっ!!!!

それはうそで、単に狼狽しただけであった。私の帰巣本能は強めであり、なんとしても帰宅をしたい。とりあえず演奏を楽しんだ後Bダッシュで新大阪へ向かい、その途上で、遅延状況をチェックしながら、最初に乗れそうな新幹線への変更を試み、結果、なんとか日付が変わってすぐぐらいに帰宅出来たのであった。

これが私一人だったからよかったし、別に次の用事があったわけではなかったからよかったのだけれども、コンサートツアーの途上とかであったら心身共に激しく疲労したことでありましょう。

円安、国際渡航費の高騰、国内ホテルの異常な高値、これらが招聘企画を困難なものにしているわけですが、ありがたいことに定刻で走ってくれていた新幹線に不安が、となるとさらにつらい。いわゆる「乗り打ち」のリスクも飛躍的に高まり、日程に余裕を持たせざるを得なくなる。そうなると、それが経費となって圧迫し、それがチケット料金へと跳ね返るのです。

いわゆるステルス値上げという言葉がありますけれど、お金を払う側は、チケット代金に敏感です。買うかどうかは値段次第、というところがあって、経費が圧迫されているから値段あげるね、となると「しょうがない」ではなく「じゃやめた」となることも予想されるわけで、なかなか厳しいですなあ。

日本の誇る新幹線!!頑張ってほしい!頑張ってください!出会え出会え!!!(出会いを求めて)

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