吉田志門テノール・リサイタルありがとうございました

昨日は土曜日の夜にご来場頂きました皆様、ありがとうございました。山根悟郎です。完売、満席ありがとうございました。

会社を立ち上げて初めてのコンサートが完売しまして、とてもとても(×無限倍)嬉しいことです。多くの皆様にご来場頂きまして感謝しかございません。当日券はないのですか、というお声も頂きましたけれども、ございませんでした、パツパツ。

ご来場のお客様はいい声でのシューベルトの世界をご堪能頂けましたでしょうか。プレコンサートトークからしてお声が良くて、というか普通に会話していて声がよくて、うわーやっぱり声がいいって素晴らしいなと思ったのであります。残酷ですが声は生まれつきなので、生まれつきいい声を持っている方はいい声だし、そうでない我々みたいな人はそうでないんですよ。当然ですけど。

あれですね、ローザンヌのバレエコンクールのテレビ中継を中学生とか高校生の頃見ていて、解説の女性の方が淡々と、この人は技術とか芸術性はいいけれど、顔が大きいですね、とか手足が短い、とかバサバサ切っておられたのに衝撃を覚えましたけれど、そういうことですよ。元から持っている声は才能です。うらやましいことです。

私は吉田さんにとっては前置きなく突然声をかけてきた「単なる不審者」でしたが、それにも関わらずご出演を快諾いただき、素敵に歌っていただきました。改めまして感謝とお礼を申し上げたいです。ありがとうございました。またピアノの高橋達馬さんはわざわざこの公演のためだけに帰国して頂きました。この事にも深く感謝を申し上げたいです。

吉田さんはすでにご存じの方も少なくないかと思いますがバッハ・コレギウム・ジャパンともご共演されていて、今後もソリストとして抜擢されています。特に来年のヨハネ受難曲ではザッツ主役を務められることになっているようですから、それも大変楽しみなことです。

そして吉田さんはRIAS室内合唱団という、ベルリンのというか世界最高クラスの合唱団に日本人として史上初にして唯一のメンバーとしてご活躍されている人物でして、終演後は「RIAS室内合唱団もまた日本にお呼びしたいんです」といったお話なんかもさせて頂きました。

今日のお写真は昨日のリハーサル中に撮ったものです。この後ドバッとお席にたくさんの方にお越し頂きました。改めましてご来場の皆様ありがとうございました。今後もオフィス山根とオフィス山根の企画をどうか末永くご愛顧賜りますよう、オフィス山根、オフィス山根、オフィス山根と、どうぞよろしくお願い申し上げます(政治家か)。

というわけで以下、宣伝ですが、一夜明けまして本日2023年1月22日日曜日午後2時、私は東京都杉並区のスタジオピオティータというところに出没しまして、クラシック音楽コンサートの裏話を、名古屋の名物ホール、宗次ホール(むねつぐと読んでください)で長くご活躍された西野裕之さんとともに対談形式でさせて頂きます。生配信とオンデマンド1週間がありますので、よかったら配信でもみてやっておくんなせえ。

クラシック音楽コンサートの裏の裏
https://teket.jp/4667/16092

それではこれから準備しまして、良きときになりましたら出発したい。また後ほど。

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