ためしにスカラ座、でググると映画館とかそういうのが上の方に出てきますけれども、クラシック音楽の世界では超絶有名な歌劇場なんすよ。“ラ・スカラ”、すなわち「ザ・スカラ」ちゅう意味で、スカラというのは「階段」とか「はしご」とかそういう意味があります。「ザ・階段」っていう名前のオペラハウスが日本にあったらダサすぎて絶望のあまり泣くけれども、ラ・スカラならめちゃくちゃ格好よく響くから不思議です。そう、それがスカラマジックです。適当です。なお、スカッラ、もしくはスカㇽラ(ギリギリ「ㇽ」と言わないぐらい)と発音するとよりかっこいいのでぜひ今日からおうちで練習してください。
さて、スカラ座というと、由緒正しい世界最強にして最恐の歌劇場の一つなわけですが、その名声の高さに比較してウェブサイトの出来は、ここだけの話とっても良くなくってですね、もうちょっと頑張ってくれよ兄弟!とかおせっかいを思う訳なんですけれども、まあそれはいいとして、今度からスカラTVっていうのを始めることになったらしいんですよ。
スカラTV、URLが短くていいじゃん。lascala.tv、ライバルはmedici.tvだ!!
しかしスカラ座のストリーミングサービス。大丈夫か、ほんとうに出来るのか、とか1~2mm程度不安に思ったりもするのですが、多分大丈夫。スカラ座だから。何かあったって、こまけえこたあいいんだよ!!
期待しようではありませんか。2月9日に詳細が発表されるということで、最初のストリーミングは2月14日、ファビオ・ルイージ指揮でヴェルディの《シチリア島の夕べの祈り》ということであります。椿姫とかトラヴィアータとか(おんなじ作品やろ)で始めるのではなく、ややマイナーな作品を持ってくるあたりはさすがスカラ座や!!ぐっはー!!(たぶんたまたまだと思います)
オンデマンドでの配信もあるのかもしれないし、ないのかもしれない。若者たちに関心を持ってもらうため、学校とも連携して、リハーサルの風景なども見られるようにする、みたいなことがこのサイトには書かれていました。詳細はよくわかりませんけれど、そういう取り組みも大切かもね。
https://www.primaonline.it/2023/01/20/370503/la-scala-dalla-sala-allo-streaming/
気になるのはお値段ですか。お値段も2月9日に発表されるそうです。
オペラが好き、ミラノが好き、一緒になって天井桟敷からブーイングしたい。あああこがれのロッジョニスティ(天井桟敷の人々)・・・・。単なる野次馬は迷惑極まりないのですぐにご退出ください。
コメント