ガーディナーがリスト音楽院より名誉博士号を授与される

サー・ジョン・エリオット・ガーディナーが最後に日本に来たのは一体いつのことでしょうか。日本にはなかなか来ない。近々韓国あたりにお越しになるんではないか、みたいな噂は聞いているのですけれども、海を挟んだ隣国ジャパンへは来てくれないんけ。

そんなガーディナーも今年いよいよ80歳(4月生まれらしいんでまだ79歳)。そんな記念すべき年に、ハンガリーのリスト音楽院(正式名称はリスト・フェレンツ音楽芸術大学)から、名誉博士号を授与されたのだそうです。めでたい。この名誉博士号というのは定期的に、あるいは誰にでもホイホイ与えられるものではなく、滅多に出ない、ということでとても貴重なのだそうであります。

https://www.classical-music.uk/news/article/sir-john-eliot-gardiner-receives-liszt-academy-doctorate

どれぐらい出ないのかというと、今回のガーディナーの前が20年前だった、ユーディ・メニューインだった、というぐらいには出ていない。メニューインぶりとか、なかなか凄いですやん。

・・・ってちょっとまったあああ!!!メニューインは1999年に亡くなっているんですよ寝ぼけたことを言ってはいけない。ひょっとして24年以上前の間違いではないのか。あるいは死後に授与されたのか。ほんの少しだけそこがひっかかっちゃって、気になって軽く調べて見たんですけれど、メニューインの公式サイトの年表にも出ていなかったんでわかりませんでしたしょんぼり。

それはそうとして、こういう賞ものっていうんですか、そういうのって、毎年とか2年に一回、とかそういう風に定期的に出すのもいいのですが、滅多に出ない賞(賞というかこれは博士号ですけれど)っていうのもいいですよね。すっごい久しぶりに出たんすよ!と言われたら「なんか凄そう」感がアップしますよね。20年振りに出た、となるとなんかそれだけですげーやん、ちょっと聞いてくれよ母さん!!ということにもなろうというもの。やんややんやの大喝采となろうというもの。

ガーディナーご本人もいたくご満悦のご様子であります。お写真の顔つきがいいよね。なんかこう、なんというか、いいんだ。授与を決定したメンバーが本人よりも遙かに年下っていうのもなんかぐっとくるものがありませんか。

ほんで、ガーディナーは、日本に来ないんけ?(計画中だったら申し訳ございません)

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