明るい話ならいつでも大歓迎です。ローマ歌劇場が夏に開催するカラカラ浴場(上の画像)での野外公演シリーズのチケットが「史上最高に売れたぜ!ヒャッハー!!」っていうニュースです。
ああ、いい話だなあ。いい話ならいつでも聞きたい。浸っていたい・・・・。いや、カラカラ浴場はそもそも乾ききっていてカラカラなんだから、いい話だからと言って浸っていてはだめで、勝って兜の緒は締められねばならぬのであろう、そう、誰も寝てはならないのだ(適当に勢いだけで書いていますのでお気をつけください)。
イタリアのオペラハウスの経済状態は非常に悪い、とコロナのはるか前よりイタリアのオペラ歌手から何度も聞いてはいましたが、そして実際にいろいろ厳しいのだと思いますが、こういういい話が出てくるのは、それはそれとして嬉しいではないですか。コロナで2年間中止となっていたカラカラ浴場の夏のシーズンが爆発的に好調・・・ええはなしや。カナヘイが涙を流して喜んでいるスタンプを、今こそ使いたい。
3年ぶりの開催で、32の公演があって、チケットは全部で110,713枚売れたそうです。うげー!!一公演あたり3460枚ですか。凄まじい数字であります。2019年は106,692枚だったそうなので、パンデミック前を超えております。券売率についても今年は76.9%となり、2019年の71.8%を上回ってきている。チケット総売上も670万ユーロを超えたと。日本円にすると9億2000万円ぐらいになります。予想を大幅に上回る結果だったとのことで関係者もご満悦のようです。さすがにこれだけ売れたら黒字でしょう。いや仮に万が一黒字でないにしても、予想を超えているということは(多分ですが)誰も不幸せにはならないっていうことでしょう。いいなあうらやましいなあ。誰も不幸せにしてはならぬ。
これだけチケットが売れたということはつまり、ローマっ子や観光客のオペラや野外イベントへの関心が高く、チケットを買うだけの経済的余裕もあるし、コロナこわいから行かない、っていう心理的な障壁も低いのでありましょう。日本でも、もっともっと「コロナ怖い、おうちにいよう」が減じて行くことを願っております。
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