ミラノ・スカラ座で長らく支配人を務めたマリア・ディ・フレーダ死去、75歳

オペラという芸術の殿堂、イタリアはミラノにあるスカラ座の支配人を長く務めたマリア・ディ・フレーダさんが病気でお亡くなりになったそうです。75歳。こう、なんて言うのでしょうか、役職とかそういうのって私はとても苦手で、巨大な組織に属したことがないからでもあるもかもしれませんけれど、CEOだのCTOだのCOOだのTKGだのと言われてもなんのこっちゃ良くわからないんですよ。でも偉いことはいいことだと思う。なお最後のは卵かけご飯の略な。

ジェネラル・マネージャーという職がいったいなんなのか、やはりよく判らないのですが、たぶん支配人とか総支配人とかそういう風に訳されるんだと思いますよ。chatGPTがそう言ってるんだから。なおちゃんと、歌劇場におけるジェネラルマネージャー(支配人)とインテンダント(総裁)の違いは何?とも聞いておいたから。結果が知りたい?自分で調べな!!意地悪でごめんね!!

リッカルド・ムーティがフォンタナ総裁とともにスカラ座を去ったのは2005年。そのあとステファーヌ・リスナーが総裁に就任し、2008年にマリア・ディ・フレーダが支配人に任命され、そのあと2021年までその職を務めた。この間、総裁はリスナーからペレイラ、そしてメイエと交代していった。

長く務めたこの期間中、32ヶ国、85公演ものツアーに出て、オペラ座のアトリエおよび倉庫の移転計画にも関わった。総裁は芸術面の面倒をみる。支配人は実務面の面倒を見る。

実務をやる人がいるからこそ、総裁もやりたいことができる。実務、大切ですね。なお私は経理が苦手で、貸方と借方とか言われると頭痛が痛くなります。じんじんとね。

縁の下の力持ち。こういう方がいるからこそ、オペラ座もまわる。

今年秋、スカラ座は彼女のために追悼公演を企画しているとのことですが、もちろんそれに値する貢献をされたと思います。私も裏側にいる人間ですが、こうして素晴らしい仕事をされてきた先輩の方々を見習いつつ、日々精進していきたい。

精進、しようぜ!根性根性!!(いすのまちのコッシーの見過ぎ)

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