最新の研究によれば、クラシック音楽の聴衆は増えている

増えている!!増加、増えた。なんという素晴らしい響き。増えるのは大好きです。お金とかお金とか、そしてお金とかが増えると嬉しいよ。

心の中のリアルな叫び声が聞こえてきてしまったようだ。増えたお金で何をする?別にタワーマンションに住みたいとか都心に住みたいとかそういう欲求はなくて、毎日の酒のランクを少しだけ高くしても平気、とか、その程度でいいの。ほんとうに。

自分の話はどうでもええんや。それよりもクラシック音楽の聴衆が増えているぞという話ですよ。これはイギリスの話で、調べたのIndigoというリサーチ会社っての??で、やっぱりリアルやぞ、っていう話ですかね。コロナでテレワークが、とかオンライン会議が推進されたとかいいますが、やっぱりそれはあくまでもリアルがどうしても出来ない代替手段に過ぎず、リアルでイベントを体験するからいいんだよ。

リアルイベントの開催に関わっている人間としてはそう思うわけです。ポジショントークだとか言うのはどうかおやめになってシクシク。リアルなイベントへ、コンサートへ、いこう!!

調査報告書はここにあります(PDFで86ページあるので要注意。興味ある人は全部呼んでみるといいかも、なお私はまだ時間がなくて読めていない)

ヴァイオリン・チャンネルIndigoに要約が載っていたのでそれをそのまま信じて引用してしていますが、72の団が実施して得た合計32600件の回答に基づきますと:

・2023年の聴衆はコロナ前の2019年をわずかに上回る101.6%だった。
・2023年に初めてクラシック音楽や演劇など公演のチケットを買ったのは全購入者中54%
・初めての購入者の18%が35歳以下
・初めての購入者の70%が「期待以上の体験だった」と回答。ふたたび購入をしたいという意志を表明している
・参加への障壁は経済的な問題や交通手段の問題に加え、「レーダーに映らない」(リーチしていないっていうことですね)、「難しすぎる」、「価値が低い」
・購入の動機は、たまの外出のため、家族や友人との時間をすごすためなど

若者が多いっていうのは、調査をしたのがネット上のチケットサービスだからっていうのもあるとは思うんですよね。いわゆる伝統的なサービスではなく、ネットでやるでっていうサービスだからそもそも高齢者はさほど多くないだろうし、若者が多い傾向があるなら、増えている、というのもある程度以上想像がつきやすいなとは思いますよ。

だが、それでも、増えているというのはいいことだ。これから101.6%というんも素晴らしいけれど、20%、いや、今年はあえて2024%を目指そうじゃないか!

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