ほんとうか。だとするとなんかあったかくなるというか、隣は何をする人ぞと言うか、そうですか。
ベルリンのブーレーズザールとかで開催された11のクラシック音楽のコンサートで無作為にと言うか、普通にコンサートに来た人に、調査するから協力してや、と頼んで、695人の人からいーよーおっけーと言ってもらい、コンサート中の心拍、呼吸などの生理的なやつの測定をしたところ。
心拍数の変化が同期していたと。しかしながら呼吸については同期しない、という結果がでたそうです。面白いやんけ。だからなんなのとか言ったらいけませんね。やっぱりこう、集団で、同じ音の振動を体験しているという、一体感のようなものを、より感じるようになるのではないか、こちらの心理的にね、と思いました。
そうはいってもばらつきもあるようで、感覚的に音楽を聴いていた人は同期があまりなく、音の構造、あるいは音に集中していた聴衆はより同期する、というなんだかよくわかったようなわからないような結果も出たそうです。
研究者によりますと、同期は個人の性格にも影響される、こころの広い人はより同期し、不安な人は同期しにくい。んだとか。これによって、社会的絆や感情的つながりのために音楽の力を活用できるだろう。
ということだそうですが、集団で動かすっていうのはちょっと危険もはらみますかね。音楽には力がない、といわれることもあれば、力がある、といわれることもあって、なかなかシンプルにはいかないんですが、シンプルではないというのは人間的ということでもありますでしょうか。詳しい調査結果はここでご覧下さいね。
今日もこれからコンサートなんで、私もみんなと鼓動を同期させてくるね!(ノリが軽すぎるのがこのブログの難点です)
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