はっ?
いくらなんでもとんでもないなと思うんですよ。桁が一つ違うよ。
ドバイというところはいままでも様々なとんでもない建物とかで度肝を抜いてきたわけなんですが、さすがに1兆円を軽々超すとか、どういうこと。オペラハウスやぞ。
なんというか、ヨーロッパの文化に対する憧れみたいなものがドバイにもあるのでしょうか。あるんでしょう、きっと。2000席のオペラハウスというから(1500席と書いているサイトもあり)、サイズとしては特に馬鹿でかいわけではなく、いたって普通というか、首都にあるオペラハウスとしては普通サイズ。それなのにあほみたいにお金がかかるのはなんでか。
画像を見てもそれだけではわからないけれど、見た目が金ぴかであることも関係しているのだろうか。まさか純金で覆われているというわけではないと思いますけれど、それにしても高そうな外装。そしてもう一つの特徴が水上にあるということも関係あるのか。まあ湖のほとりにある野外劇場みたいなのは時々ありますけれど、水上に完全屋内型のオペラハウスを作っちゃったというのが斬新で高額、なのですかね。
オペラだけでなく、結婚式やプライベート使用にも対応とあるから、お金持ちがなんかイベントをやるのにも使われる、と。その建物の名前はAZIZI Venice Opera Houseとあって、これはベネツィアがアッチッチな感じになっているのだろうか(絶対に違う)。よく調べて見ると、ドバイに人工の水の都市を作ろうというプロジェクトのようですね。ドバイだから例によって超高級住宅街。人工のベネツィア、そのなかにオペラハウスが出来ると。AZIZIというのは人の名前ですね。Aziziさんが推進するプロジェクトであると。
しかし1兆っていうのはこの人工のベネツィア都市全体の値段なのかも、とも思うんですが、Vogueとかの書きぶりからはどうもオペラハウスだけの金額のようにも思えるんですがどうなんですかね。1兆円あったら人工のベネツィアも全部出来そうな気もするし、そうでないような気もする。全く想像がつかんぜよ。果たしてどっちなんだろうか。でもオペラハウスに1兆円という方が、夢がある(?)ような気もするので、個人的にはオペラハウスだけで1兆円の方にかけたい。
完成がいつになるのか、それはまだ発表されていないようですが、2028年までを目指している、最短で2025年もありうる、みたいなことも書かれているんで、いやー、お金を持っている国は違う!
入場料もとんでもなくたかいことになるんだろうか。呼ばれるオペラ歌手も、とてつもない額のお金を得て帰るのだろうか!サッカーも、石油関係の国がスターを高額のお金で引っ張ってくるということをしていますが、オペラの世界でもというかこの熱いベネツィアでもそういうことが、これから起こるのでしょう。
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