愛と悟りの勝利

勝利という言葉、いいですね。素敵ですね。はい論破とかいう下品な言葉よりもずっといいですね。勝利!愛と悟りがついに勝利するのだ!!!

しかし昨晩のオペラシティについていえば、控えめに言って大勝利だったのではないかと思います。かつてはこういう素敵なプログラムでの来日公演もいろいろとあったかもしれない、しかしいまやもう風前の灯火であります。

招聘物でヘンデルならメサイアやろ。ほーさよか、みたいな、そういう感じになっている。なんとなれば、そうなってしまっている。それはどうしてかというと、ツアーにならないからです。財政的に成り立たないからです。有り体に言えば「助けてチケットが売れないの」ということになります。厳しい時代です。円は引き続き安く、ホテルは引き続き異常な高値です。人々の懐事情は厳しい。人口も減っている。

70年代や80年代の、衝撃的なまでの数のコンサートが行われていた招聘物の全国ツアーなどもはや夢の彼方。かつての栄光、ああバブル。我々の世代としては、そんな悔しい気持ちにも、ふとならざるを得ないわけです。そんななか、東京オペラシティは我々音楽ファンの、最後の砦の一つと考えて差し支えなかろう。こんなぶっとんだ(と書かざるをえないんですね)最高すぎる内容の公演、これからもどんどんお願いしますね!!!最高ですやんか!!きっと全国から人が集まっていたと思いますよ!

カテリーナ・カスパーの衣装x2も徹底的に素晴らしく、客席の熱狂ぶりも気持ちよく、爽やかな気持ちで帰途につきました。ベルギーの偉人が率いるベルギーのオケをエンジョイしたからからにはヒューガルデン(ベルギービール)を飲みながら。

休憩時にこのツアーを回していたロンドンのマネージャーのおばちゃんに行き当たったので(ふと顔を上げたら満面の笑みでドーン!TML氏がいた)尋ねてみましたところ、今回その会社が回していたのは全6公演のツアーで、ドイツで1回、韓国で4回、あったそうです(そのうち韓国の2回は別プログラム)。日本最高やんか、と言ってくれました。でも、韓国に負けている!韓国4に対して日本1。ああここで満塁ホームランが出ればサヨナラ勝ちなのだが・・・・・・。

なので、勝ち負けで言うと、敗北。「韓国とハングルの勝利」なのである。がっくし。日本も盛り上げていかないかんよなー。山根、動きます(適当です)。

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