ヴァイオリニストのジョルジ・パウクが亡くなりました。先日、楽器を生徒に貸しました、という話題を目にしたばかりでした。
ソリストであり、室内楽奏者であり、著名な教授でした。私の大学の先輩でもある宇根京子さん(N響)もパウク門下で、めっちゃ昔だけど、パウク先生のお話を伺ったことがあるように記憶しています。
1936年ハンガリーのブダペスト生まれ。両親はホロコーストでなくし、貧困のなかブダペストのゲットーで祖母に育てられた。リスト音楽院に入学し、ゾルターン・コダーイに師事。1956年にハンガリーから亡命、オランダへ。5年後、ユーディ・メニューインのアドバイスを受けロンドンへ。1967年にイギリス国籍を取得し精力的に活動をつづけた。1987年からロンドンのロイヤル・アカデミーの教授。
ブダペストで今月転倒し、そのままお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈りします。
ピアニストのペーター・フランクルとしばしば共演していたんですよね、ペーター・フランクルというと大道芸をする数学者のことか!!って(私ぐらいの世代の人は)思うんですが、同姓同名です。スペルは違うかも?あ、一緒だった。でも日本語ではピーターになっている。つまりピーター・フランクルが大道芸数学者で、ペーター・フランクルがピアニストって憶えればOKです!(ほんまか)
なおペーター・フランクルは89歳でまだご存命のようだ。どうぞ長生きしてください!!
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