ウィーンとザンクト・ペルテンを拠点にするオーケストラ、トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者は2015年から佐渡裕が務めてきた。そして節目となる2025年に退任し、フランス人指揮者のファビアン・ガベルにバトンタッチすることが昨日発表になりました。そう、私の誕生日にね(関係ない)。
Fabien Gabel nommé à Vienne – Diapason
https://www.diapasonmag.fr/a-la-une/fabien-gabel-nomme-a-vienne-38142.html
10年って長いようであっという間でもありますね。つい最近就任のニュースを見たような気がしているのですが。時間が進む早さに驚愕するのみですね。
ガベルは新ウィーン楽派や20世紀のロマン派後期作品とかに注力したいと思っている、とオーケストラのリリースには書かれております。またフランス人指揮者として「ウィーンとフランス」という視点も持ち込みたいと思っているそうであります。特に20世紀前半の、ということだそうで。ラヴェルもウィンナ・ワルツが好きだったんだもんな、フランス人にとってもウィーンは(このオーケストラはザンクト・ペルテンとハーフ・アンド・ハーフではありますけれどそれでも)特別な場所なのかもしれませんね。
ガベル自身もトランペット奏者としてグスタフ・マーラー・ユーゲント管で演奏していたことがあり、ウィーンを特別な場所として感じているのだとか。
それにしても、キーボードを叩いたりぼーっと無を見つめている間に、気がつけばもう出かけなければならぬ時間だ。時はなんと早く進んでしまうのでしょう。私もヨシュアにならって太陽を止めてみたいものだ。
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