エコノミークラス29万!!プレミアムエコノミー68万円!!

なあ、困った事だよなあ、と思っていますね。

ヨーロッパから東京までのプレミアムエコノミーって、イメージ的に30万円ぐらいで、場合によっては20万円台で取れた、そんな時代もありました。ってかそれが通常運転でしたよね。そういうイメージだったんですよね。でも最近私が調べに調べて見つけたチケットはドイツ⇔日本、これがなんと68万円。すごい。

もはやビジネスクラスのお値段ですやん。いやむしろビジネスクラスだってこんなにしなかったよ。へたしたら40万円を切る!みたいなお値段で取れたりしてましたもんね。プレミアムエコノミーでこの値段だったらビジネスクラスはいったいどれぐらいするのか、ゴクリ。怖くて調べてないですけど、アメリカからのビジネスクラスは150万円ぐらいすることもあるよ、という話みたいですよ。これ、仮に150万円のビジネスクラスを使って弦楽四重奏(チェロ席が必要なので5席)や木管五重奏団とかを呼ぶとなるとですよ、50万円のビジネスだったら全部でエア代250万だったのが、750万円ですからね。500万円の経費増ですからね。シャレにならないですよ。

いや68万円とか、ギリギリにとったからそうなったんだろうと思われるかもしれないのですが、そうではなくて、これは今年の夏前のフライトなんですよ。かなり前にとっています。直行便だからそうなるんだろう。それはある程度意味正しい。直行便ではないですが、いわゆるもっとも便利なルートだ。確かにいまでも安いルートというのはあって、中東やアジア各国の航空会社を使っての来日ですと微妙に安いこともあります。でもこういう場合「空港で9時間とか10時間とか待ちますね」「片道合計35時間ですね」みたいなそういうノリの、とてつもなく長時間な旅程だったりします。日本着く頃にはくたくたやぞ。

バックパック一つの一人旅でしたらむしろこういうのでも十分楽しくていいのですけれど、時間との闘い、それが音楽家という職業でもありますから、そういう便で来てねいーよーおっけーというのはなかなか成立しがたい。ゆゆしき問題だ。本当に。

もう一件、春のフライトでこちらはエコノミークラスなんですが同じくヨーロッパから日本にきてヨーロッパ帰る便、29万円しました。探しに探して、ようやく見つけた不思議な、だが割と時間的にもいい感じなルートを使って、それでも29万円。旅行代理店を通すと割高だったので、結局航空会社の公式で購入。

円安とホテル高は今年に入ってもまだまだ続いていて、今日もユーロは160円近くをうろうろしていますし、ホテル代も爆裂に高いまま(特に都心部)。今年になったら円も高くなるしホテルも下がるのではというような観測もあったんですけど、全然やな!おっちゃん笑うでほんまに。

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