在留資格認定証明書が電子化した件

在留資格認定証明書とはなにか。ビザを取得するために必要な書類でして、海外からアーティスを呼ぶとしますよね、その時には必ずビザを取らないといけないんですよ。日本のパスポートを持っているとビザなしで大体の外国に行けることもあり、あまりビザのことを考えることはない。なのであまり縁がないかもと思いますが、海外からアーティストを呼んでコンサートをして頂く場合はビザが必要なんですよ。

で、このビザを取るためにはいろいろ書類を揃えて、東京の場合は品川駅からバスに乗ってでかける東京出入国在留管理局に申請に行って「在留資格認定証明書」が発行されるからそれを先方に送って・・・・

ちょっと待ったぁああ!!!ゼーハゼーハ。

その、在留資格認定証明書がですね。今年3月から電子化されました。もちろんこれまで通り紙で受け取ることも可能ですが、品川に申請に行った後はメールを待つだけでOK。メールがピローンと届いたら、それをそのままアーティストや代理人に送ればOK。受け取りましたっていう確認の手続きは必要ですが、それもオンラインでチャチャっと完結(システムにログインして受け取ったぜ認証ボタンをクリックすればそれでOK。若者ならタップすればそれでOK)。ああ、ありがてえ。

あちらの側ではアーティストがそのメールの画面をスマホで日本国領事館で見せるか、もしくは印刷して提出すればOK(別途証明写真の持参とビザ申請書に記入の必要はあり、これがなくなるか電子化するとなお嬉しい)。

サステナビリティに敏感な俺たちなら、スマホで画面を見せるだけだ。紙代もそのインク代も、そして、郵送のために必要になる二酸化炭素も不要だ!!ヒャッホウ!!

メールだとちょっと何じゃこりゃ感とかちょっと頼りない感もありますが、そんなこたあどうでもいいんだ。実はこの在留資格認定証明書を受け取る、送る、これがわりと~かなりだるくてですね、いつも面倒だなって思ってたん。それがなくなるんだから文句は言わない。

日本国内なら簡易書留で送られてくるからまず間違いなく滞りなく受け取れるんですが、海外の郵便事情って日本みたいにゴージャスじゃないんですよ。遅延が起こることがある、紛失がある、だから通常の郵便は使わずFedExだのDHLだのUPSだの、封筒1通が5000円を超すようなサービスを使っていた訳ですが、それももう不要(ちなみに紛失になったらもう一度最初から申請し直し)。

昨年末、私もFedExがパリのシャルル・ド・ゴール空港で謎の遅延があって2週間ぐらいそこにとどまったママだったんでめちゃくちゃ焦ったもんな!毎日フェデックスに電話してお願いしたもんな。

そういう「届かないかもしれない」ストレスから解放されるのは本当に朗報朗報&朗報。さらにいえば郵送にかかる費用404円とか414円とかの簡易書留代+海外郵送代5000円とか(最速の便を選ぶと1万円を超します)郵送代と封筒代もかからないので、節約にもなる。

ああありがてえ。出入国在留管理庁に満面の笑みを送りたい。日本社会のさらなる電子化を期待したい。

今朝ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXXIの皆様の証明書をデジタルで受け取り小躍りしたオフィス山根がお伝えしました。

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