おはようございます。函館駅前にいます。寒いです。海鮮丼ならおいしかったです。
昨日見つけたニュースですが、中国でピアノが売れなくなっているそうです。そうなんか。ラン・ランやユジャ・ワンといったスーパースターがピアノ市場を牽引しているんと違うんか。売れなくなった理由はいろいろあるのだろうけれど、一つは「ピアノにはお金がかかる」(レッスン代含め)ということだそうです。かつ、そのわりにリターンがすくない、つまりコスパが悪いということもあるようです。
そらそうよ、文化に見返りを求めてはいかんよ、という反発の声が聞こえてきそうではありますが、でも文化って何なの。そのへんはよく考えないといけないなと思いますね。投資しても利益が出ない、出て行くばかり、というのは普通に考えると「無駄」なことです。文化活動も儲からないとあかんのちゃう。浪費するばっかりだとやがては破産しますよ。メディチ家だってだめになったしハプスブルク家もかたむいたし、ワルトシュタイン伯爵だって破産した(例に出してごめん)。もっと利益が出るような構造ができないとね・・・。
それに、日本でも大抵の家庭がそうだったように、ピアノを子どもに習わせても子どもは練習したがらない。熱意がない子どもというのもたくさんいて、数十万円~数百万円とかするような高い楽器を買ったのに全然使われていない、みたいなことになると、宝の持ち腐れ。なんのために買ったんや!という嘆きの声へと直結します(ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番第2楽章へどうぞ)。
ちなみに中国でピアノの売り上げがどのぐらい落ち込んだのかというと4年前の半分19万台、とあり、それでも19万台も売れているのか!と驚愕するわけですが、ピアノ販売で儲けていたご関係者にとってみれあ死活問題ということになるのでしょう。つらいな。
落ち込みのもう一つの理由が、伝統的な文化を守るよう、総書記から言われているということもあるようで、いわゆるいきすぎた西洋化への反発みたいなのもあるんでしょう。
ピアノは高い、それはその通りで、最初にドン!と投資しても子どもが全然興味を持たなかったら最悪なので、私個人としてはアップライトピアノを買うぐらいなら電子ピアノをオススメしたいがなあ、といつも思っています。
電子ピアノといってもいろいろあるけど、一応ピアノのタッチに近づけているものがありますやんか。普段の練習、あるいは導入段階での練習はそれで十分だと思うんですよね。レッスンの時に本物のグランドピアノを触れればそれでよいと私は思っています。
そもそもアップライトピアノだと家庭に置くには音量がでかすぎる。朝や夜は弾けないし、仮に弾ける時間帯であったとしても、やっぱりうるさすぎる。家族も痛んじゃう。防音室が必要だし、防音室もまた別途鬼のようにお金がかかるので積極的にはおすすめできない。
であれば、まずは電子ピアノ。そこで興味が生まれてどんどん子どもが集中的に練習し、上達が誰の目からも明らか、ということであれば、そこではじめて本物のピアノを買うことを検討すればよいのです。その場合はできるだけアップライトではなくグランドピアノであるべきでしょう。なぜならアップライトピアノとグランドピアノとは構造が全然違うので。でもアップライトピアノで世界を制していったブレハッチみたいな才能の例もあるので、必須条件ではありません。
中国とピアノの話からずれていきましたけれど。
コメント
コメント一覧 (3件)
中国でのピアノの売れ行きに関する
書き手の考察なので。
実際に弾いてるかたなので、ご自身の経験上のイチ意見として、充分だと思われます。
ピアノをずっと続けてこれた御本人にしたら、続けられて来なかった御本人の、なぜ続かなかったか?という理由は、個人個人差が有るので、一つ一つ丁寧に覚えておき、ご自身がそーいうかたに直面したら、
もしも、自分が続けていて、ピアノ良いけども?辞めたいのはなぜ?辞めてほしくないなぁ?
と、感じてるなら、続けられないかたを批判する前に、続けられない理由も考えて行かないと、
終わる
と言ってるだけで。
自分は終わらないし、自分が弾いてるから、現在はそれで良いし、自分に関係ないし、と思って自分の生活と自分のピアノだけを合いしてやまない人には、
ピアノを続けて欲しいとか
ピアノが世の中から
今後、無くなる可能性を減らしたい、
という、気持ちを持って、対策や
色々な試行錯誤をしてるかたの
お気持ちはわからないだろう。
中国で
4年前に
38万台売れていたピアノが
今、半減して19万台しか
売れない
から、
ピアノを売って生活をしていた人々は、
4年前より
生活に困るだろう、
と
書き手は書いている。
書き手の程度が低いと
言われるならば、
この書き手の提案や考察の他に
程度の高い、
4年前よりも
中国のピアノが38万台よりも
売れる施策を
知ってらっしゃるのだろうから、
それなら、日本でも、昭和53年頃のように
バカ売れしていたピアノ会社の頃の
あの
売れ行きも
取り戻せるの
だろうから、
ぜひ、
日本のピアノの売れ行きをアップさせ、
中国のピアノのピアノも38万台毎年売れるくらいの
商業戦略を実際に行って、
我が音楽好き界隈へも、
音楽の事や
楽器のことが
大好きな人間が沢山居る、
世の中へ
変貌させて
音楽のことで、
自信を失ってる人や
音楽の経験がなくて、
『子供を習わせたら自宅で練習をしなくてはならなくてビックリした!』
くらいの
施策を施して、
2年後位には、
全ての人が、
ピアノけっこう好き!
って言えるし、
ピアノちょっと弾けるよ!
って言える社会にして欲しいです。
デジタルからグランドへの移行の話も、
デジタルすら買えない世帯も今は沢山有るのに、
買えない人はやらなくて良いじゃん?お金をかけたくないんでしょ?
って言う他人のやりたい物事ややりたい意欲も無くさせる人々が
こーゆー文章も
否定批判してるくせに、
それなら、
では
最初から
グランド買ってくれるおじちゃんおばちゃんが、
足長おじさんみたいに沢山いて、
グランドピアノ欲しい人には、
あなたがプレゼントしたら、よい!
おー!名案!
我ながら!
良いアイデア!
ぜひとも、
この文章を
たった一言で、ぶち壊し、
考察することすらも否定するならば、
全てのピアノに興味のある全世界の人には、
ピアノを本物の
グランドピアノを
買ってあげて欲しい!!
中国も日本も
販売会社も
制作会社も
調律師も
修理屋も
大喜びよ!
ありがたい!
やってくれたまえ!
ぜひ!
一言で批判してるくせに、できない分けないよね!
楽しそうに批判書いて、
満足そうな顔が浮かぶよ。
否定しておいて、
代替案も、何も来ないやつの表情が、
よく分かる。
たとえ、著名な人でも、
そうでなくても、
ピアノやってますの人でも、
こんなに否定する人なら、
ピアノやりたい人には、
買ってあげてください。
ありがとう!
とても良い施策を思いついた!
これはぜひ、やってください!!
記者の程度が知れる記事
デジタルピアノからグランドピアノって任天堂スイッチを極めてから実際のスポーツに移行するイメージですね