ヴァイオリン・チャンネルがコントラバス奏者チャールズ・バレルの死を報じていました。誰?アメリカの主要オーケストラに初めて入団した黒人だそうです。104歳。
何にでも先駆者という人がいて、アメリカのオーケストラ業界にも当然いる。世界はいろいろな初めてに溢れているわけです。こういう人がいたんだ、というのを知るというのは、なんというか、不思議な気持ちになりますし、自分も頑張らないとね、という気持ちにもなるものですね。
え、なに?もう自分は十分に年をとったからもう無理?まあそういうなよ。これから花が咲くこともありますわね。あそーれ、枯れ木に花を、咲かせましょう~、枯れ木に花を、咲かせましょう~。
咲いたわ。
ほらね。だからいつも希望を持ち続けることは大切なのだ。私も4月半ばからずっと首が痛かったけれど、最近治ってきた。私もキュア~したのだから、キュアからさらにすすんで、次はプリキュアだね。おもしろくないねそうだね。
オハイオ州トレドうまれ、デトロイト育ち。12歳でコントラバスとチューバを学び始めた。才能を認められたものの、4つの交響楽団のオーディションで拒否され、1949年にデンバー交響楽団に入団。これによりアメリカの主要なオーケストラにおけるはじめての黒人奏者となった、ということなのだそうです。
さらに10年後にはサンフランシスコ交響楽団に入団。ここでも初の黒人奏者だった。さらにサンフランシスコ音楽院で初めての有色人種の教授となったそうです。5年後にデンバー交響楽団にもどり、ジャズにも傾倒、チャーリー・パーカー、ビリー・ホリデイ、えら・フィッツジェラルドなどと共演したと。1999年に79歳でデンバー交響楽団を退団。
素晴らしい先駆者!
いまやアメリカのオーケストラには数限りないアジア系、黒人系の音楽家がいると思うのですが、その道を切り開いていった人物。この人の活躍があって、偏見がうすまり(なくなったとは言えないにせよ)、多くの人が続いて行っているということなのでしょう。
そう、みんな仲良く愉快に暮らそうぜ!(今日も我が家では早う着替えんか!!歯を磨かんかね!!と怒号が飛んでいる)
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