世界の音楽ニュース– category –
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新作初演の演奏前にガザのジャーナリストに関するスピーチをしたピアニストが降板:追記あり→オーケストラが謝罪
「イスラエルは100人以上のパレスチナ人ジャーナリストを殺害した。その多くは標識のついた報道車両での移動中、あるいは報道のジャケットを着用しているときをねらった暗殺だった。ジャーナリストの殺害は国際法上の戦争犯罪である」 2024年8月11日、オー... -
アウシュヴィッツを生き延びた99歳のチェリスト
明日は終戦記念日ですね。79年前、日本は戦争に負け、無条件降伏をしました。一般人を含め多数の人が亡くなった。いままた世界が不穏な状況になっていますが、戦争や暴力では何も解決せず、より怒りや悲しみが増幅するだけだと思います。そのためには過去... -
ジャン=ギアン・ケラス、来週ウクライナへ。キーウでチャリティコンサートを開催。
ジャン=ギアン・ケラスは日本でも高い人気を誇るフランスのチェリストです。今年の秋にも来日することになっていますね。 そのケラスが来週ウクライナを訪れ、キーウでチャリティコンサートを行う(2024年8月19日月曜19時から)、ということを発表しまし... -
オリンピック閉会式でピアノが宙づりに
オリンピックが終わってしまいました。20個の金メダル、すんばらですね。息子らの夜更かしタイムも(そして観戦しながらの寝落ちタイムも)これで終わったのでしょう。いや、まだパラリンピックもあるぜ! 東京大会ではパラリンピックも一生懸命見ていたな... -
ドレスデン交響楽団、三本腕ロボット指揮者のコンサートを10月に開催
ドレスデン交響楽団というオーケストラがあるのか!というのに驚いたというか、いろいろなオーケストラがあるのだなと認識を新たにさせられたわけですけれども、まもなく設立から25周年を迎えるというので1999年に出来たオーケストラということですね。基... -
ブルージュ国際古楽コンクール2024はまさかのトマシュ・リッテルが優勝(2018年ショパン国際ピリオドコンクールの優勝者)
あれからもう一年経ったのかと思いますが。昨年私という小さな個体は、ベルギーの古都ブルージュへと行って、弾丸20時間滞在で懐かしのベルギービール、ジュピレーをカルフールで買って飲んで、ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門の本選を観て... -
バレンボイム、ウェスト=イースタン・ディヴァン管とのサマー・ツアー全6公演がスタート。ソリストはムター。
バレンボイムがかえってきた。先日ベルリン・フィルハーモニーで、ヤメン・サーディをソリストに立ててメンデルスゾーンをやったコンサート以来だと思われるので、およそ4ヶ月ぶり。 ヤメン・サーディによれば「テンポが非常に遅かった」という事なんだそ... -
ヤニク・ネゼ=セガンはメトロポリタン歌劇場との契約を2030年まで延長
2030年まで。2018年から音楽監督なので、追加分を足すと12年ということになりますか。そうですか。レヴァイン時代は長期にわたりましたが、ネゼ=セガン時代も長く続くのですか?答え:わかりません。 なぜ質問形式?答え:わかりません。今夜は魚介類が食... -
反戦活動家のロシア人ピアニスト、拘留中に死亡
モスクワ音楽院を卒業し、コンサートピアニストとして、そして反戦活動家としても活動していたパヴェル・クシュニールさん(39)が、ロシア東部、日本からもほど近いビロビジャンというユダヤ自治州(とはいえユダヤ人は1パーセントしかいないそうですが)... -
マイケル・ティルソン・トーマス、マーラーの復活を10月に指揮予定
ロンドン交響楽団と。97歳のブロムシュテットは別格ですごいわけですが、マイケル・ティルソン・トーマスは、病と闘いながら、治療が奇跡的にうまくいっているようで、この10月にも再びロンドンへと飛び、ロンドン交響楽団を指揮する予定になっているので... -
ブロムシュテット97歳、ザルツブルクで休憩無し90分プログラムを指揮
先日リンツで97歳のお誕生日を、しかもザンクト・フロリアン修道院という、ブルックナーの聖地でブルックナーを指揮して迎えたとんでもない人物、それがブロムシュテットだ! もはや毎回が一期一会。このたびはザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルを指揮... -
アンナ・ネトレプコ、5年ぶりにアメリカへ
2019年以来およそ5年ぶりに、アンナ・ネトレプコがアメリカで歌うということでざわっとしております(このブログは昨日もざわっとしているな!) パンデミックがあり、そのあともロシアの政権に近いということでアメリカでは歌う機会が絶えていたわけです...