世界の音楽ニュース– category –
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マリス・ヤンソンスを記念した切手&封筒がラトビアで発売
マリス・ヤンソンスは2019年に76歳で亡くなったラトビア出身の大指揮者。 ラトビアの星であります。ラトビアを代表する芸術家の一人ですね。そういうわけなので、記念切手2.54ユーロが1万枚、発売されるそうです。封筒は値段が書いていないけど500部。これ... -
ケネディ・センター、メラニア・トランプの名前を冠することに?
ワシントンD.C.のケネディ・センターはトランプ大統領就任後、揺れていて、バイデン大統領が任命した理事全員が解任され、理事長のデボラ・ラターも解任された。アメリカ最高のものをという理由でドラァグ・ショーも中止させたりなど、やりたい放題感があ... -
フランスのエクサンプロヴァンス音楽祭終幕、観客動員率92%を記録
ああ南仏。行きてえ南仏。 エクサンプロヴァンスという言葉を聞いて私の心はただちにフランスに飛ぶのだ。ああなんという詩的な表現。天才じゃないか私は!!ドンドンパフパフ!! エクサンプロヴァンス音楽祭に私は行ったことがないのですが、メインの会... -
エストニア国立歌劇場が、ロシアとの関係を理由にホセ・クーラをキャンセル
エストニアはロシアに長らく支配されていた歴史もあり、各国の中でもとりわけ敏感だということもあるでしょう。エストニア国立歌劇場がアルゼンチン出身のテノール歌手・指揮者・演出家のホセ・クーラをキャンセルしたというニュース。 しかし、テノール歌... -
今週日曜に予定されていたゲルギエフのイタリアでのコンサート、中止
これはやむなしと言わざるを得ないかな、と思っています。今週の日曜日に予定されていたゲルギエフのイタリアでのコンサートが中止に。ロイター、BBC、ガーディアン、NYタイムズなどが一斉に報じております。この公演に関しては、どうしてやるのか、という... -
英国ロイヤル・オペラでカーテンコール中に出演者の一人がパレスチナ国旗を掲揚するアクシデント
イギリス屈指のオペラハウス、ロイヤル・オペラは別名をコヴェント・ガーデンというのですがそれはコヴェント・ガーデンという場所、地区にあるからで、つまりまあ銀座と言えば歌舞伎座、とか、水道橋といえば東京ドーム、そういう意味合いですかね。ちが... -
ドイツ・グラモフォンが中国人作曲家と初めて契約。ゲーム『原神』の作曲家
クラシック音楽の録音レーベルとしては世界でもっとも高い権威を誇る?ドイツ・グラモフォンが、熱烈なファンを持つ中国の作曲家、ユーペン・チェン(陳 宇鵬)と契約したというニュース。 ドイツ・グラモフォンが中国人作曲家と契約するのは初めてのこと... -
ロジャー・ノリントン死す、91歳
古楽のおっちゃん、サー・ロジャー・ノリントンが亡くなりました。1934年3月16日うまれ。91歳でした。なんとなくですが、私のなかではおっちゃん、というイメージ。関西の、ノリのいいね(ノリントンだけにね、、、あっ!寒い!!!ガタガタガタガタ!!)... -
デトロイト・オペラ、資金難でシーズン・オープニング公演を中止
お金があるところにはある、だけれどもないところにはない。これは厳然たる事実であって、私も断言することができる。お金は、あるところにはある。だがないところにはない。 ある話を聞くのはええなあ、景気ええなあ、と嬉しくなるのですが、ない話はやは... -
3000万のヴァイオリンを盗んだ男が逮捕される。だがヴァイオリンは引き続き行方不明
ヴァイオリンを盗んでも、足がつきます。今年2月にロンドンのパブでフィルハーモニア管弦楽団のヴァイオリン奏者ダヴィド・ロペス・イバニェスさん所有の1740年にフィレンツェで作られたカルカッシ製のヴァイオリン(3000万近い価値がある)が盗まれて、犯... -
ラン・ランがレジオンドヌールを受章、ベルトラン・ド・ビリーは昇級
フランスの勲章ですね。そのむかし私が子どもだったころ、レジオンドヌールというのはなんだかこう、ヌルッとしたイメージで(文字のママやね)、なんかすごい勲章なんだろうな、という風に雑に理解していました。だがいまは違う。 どう違うかというと、一... -
パリ・オペラ座は言う。「感じろ、それからだ」
パリ・オペラ座のアレクサンダー・ニーフがBBCのショートインタビューに登場しておりまして、おもしろいこと言わはるな。 Felel first, understand later まあそうかもしれませんね。同意しますね。知識に偏りすぎると、おもしろさが半減あるいは激減する...