世界の音楽ニュース– category –
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バレンボイムが北米ツアーをキャンセル、3人が代役で登場
今月末から予定されていたシュターツカペレ・ベルリンの北米ツアーを指揮するはずだったバレンボイムがキャンセルすることになりました。残念ながら健康状態がよくなく、大西洋横断、それから北米間のツアーが困難だとのこと。 そして3人の指揮者がその代... -
ゲルギエフがボリショイ劇場の総支配人になるという噂
世界で最も忙しいウルトラ忙しい強烈忙しい指揮者だったゲルギエフは、戦争が始まって以来、活動が大きく制限されています。ロシア国内あるいは中国ぐらいに限定されていて、かつてのように世界中を飛び回ってということが出来なくなっています。 戦争が終... -
ドイツ、著名マネージャーの死
ルール・ピアノ音楽祭という、とても重要なピアノに特化した音楽祭がドイツの左のほうにあります。ルール地方だからルール。この音楽祭をずっと率いていて、今年引退し、まもなく(2023年11月25日に)開催されるチャリティ・ガラコンサートがその最後の仕... -
50人でピアニストが演奏するハースの新作「11,000の弦」が超絶やばそうな件
今年8月に初演され先日ウィーンでも演奏された50人のピアノと室内オーケストラのための激ヤバ作品「11,000の弦」(11,000 Saiten)。でけた!!・・・っていうのは先日Newzikの事を調べていて知っていたのですが、その初演のドキュメンタリー映像があった... -
プラシド・ドミンゴのオペラリアコンクールは30周年
出遅れましたが、先週南アフリカのケープタウンで開催されたオペラリアの優勝者をお知らせいたします。このコンクールは大巨星テノール&バリトンのプラシド・ドミンゴが開催してるコンクールで、名前を見ればお分かり頂けるとおり、オペラとアリアという2... -
ヤクブ・フルシャ、バイエルン文化賞を受賞
今日は我が家にとって特別な日です。特別な日というのは嬉しいですね。こどもの誕生日だからです。誰が何歳になったのかは内緒だが、ポッキーの日であり、ドストエフスキーと同じ誕生日であることから、将来は大変な大物になることが予定されているわけだ... -
元バレエダンサー、イングリッシュ・ナショナル・バレエの音楽監督に
オーケストラ奏者が指揮者に転身という話はよく聞くわけですけれども、バレエダンサーが指揮者に転身したという話は初めて知りました。私が知らなかっただけで、ときどき、あるいはしょっちゅうあることなのかもしれないんですけれども。 Estonian conduct... -
ユンディ、ステージに復帰
ユンディ・リと言えば2000年のショパン国際コンクールで優勝した初めての中国人。いま41歳。優勝後は国民的大スターになり、世界中をツアーし、気がつけばピアニストという枠を超えて、スーパーアイドルとなり、、、そして調子がおかしくなってしまった。 ... -
マイケル・ティルソン・トーマスの状況
マイケル・ティルソン・トーマスは先月サンフランシスコ交響楽団でベートーヴェンの第九を指揮しました。足取りは弱々しく、うしろに人が付き添って指揮台へ。指揮する姿もかつての力強さはなかったものの、会場は大いなる感動に包まれたそうです。 ティル... -
ジュネーヴ国際コンクールのフルート部門で優勝したのはフランクフルト歌劇場の副首席
スイスのジュネーヴで長く開催されてきたジュネーヴ国際コンクールは管楽器部門が特に注目を集めるコンクールで、優勝者や受賞者が華々しい活躍をすることでも知られています。 古くはオーレル・ニコレ(なんでか知らんけどニコレは1942年と48年の2回優勝... -
世界初?Newzikアプリが楽譜PDFをワンタップで好きな調に移調してくれる
Newzikという楽譜アプリがあって、うかつな私は今日までその存在を知らなかったんですが、40万以上のユーザーがいて、しかもその顧客リストにはミラノ・スカラ座、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など錚々たる名前が並んでいると... -
ベルリン・フィルの首席ホルンに中国人のユン・ゼンが就任
いよいよ来週やってくるベルリン・フィル。Beフィルで参加される皆様、ご準備はどうだい? さて、空席になっていたベルリン・フィルの首席ホルン奏者に中国出身のホルン奏者、ユン・ゼン(Yun Zeng)が就任したとアナウンス。 漢字では曾韵(ゼン・ユ...