世界の音楽ニュース– category –
-
著名弦楽四重奏団のヴァイオリニストがクリーヴランド管のコンサートマスターに。カルテット活動も継続
2013年バンフ国際という弦楽四重奏のための世界最高峰コンクールで優勝し、幅広く活動を続けるドーヴァー四重奏団のヴァイオリニスト、ジョエル・リンクがフランツ・ウェルザー=メスト率いるクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターに!!今年の7月か... -
サイモン・ラトル、ジーメンス賞(賞金25万ユーロ)を受賞→ピリオド楽器購入のために使用すると明言
サー・サイモン・ラトルが今年のジーメンス賞を受賞者であると聞いて、ほーさよか、ぐらいに思っていたんですね。ジーメンス賞は賞金の額がでかく、25万ユーロ(4000万円ぐらい)もらえるんですよ。うむ、いいね。てか公式サイトにはイギリス系ドイツ人っ... -
パリとリヨンの国立高等音楽院で再びストライキ
2月に伴奏ピアニストおよび声楽コーチがストライキを行ったという話は読んでおりました。週18時間働くが初任給は1331ユーロ、7年経つとそれが1650ユーロになるものの、その後は全く昇級がない。この金額はフランスで最も低く、地方音楽院よりも低いと。そ... -
チョン・ミョンフンがミラノ・スカラ座の音楽監督に。2027年から3年契約。
驚きの人選ですか?いいえ、驚きはなかった。スカラ座は今年テンポプリモの招聘で来日することになっていますけれど(オペラではなくオーケストラ)、音楽監督ではない指揮者で外国にツアーをするとか、それはもう関係が特別いい、ということを表している... -
ワルシャワにある有名なショパンの銅像が造られ、破壊され、再建にいたるまでの数奇な運命とは
今年秋のショパン国際コンクールが待ち遠しいという方も多くおられるかと思います。前回以上に予備審査から大きな反響があって、注目度はさらに高まっているような気がする、と、あるメディア関係者の方から聞きました。YouTubeの再生数も前回をおおきく上... -
世界的に著名なイギリスのヴァイオリン製作学校、ニューアーク・ヴァイオリン製作学校が存続の危機
ニューアーク・ヴァイオリン製作学校というヴァイオリン製作を学ぶ学校があり、どににあるかというとイギリス。えっ、ニューアークってアメリカのニューヨークの近くのところと違うんか、とか思いますけれど、イギリスです。ノッティンガムの近くですね。... -
ECHOライジングスター2026/27が選出される
ECHOライジングスターというのがあってですね。ECHOというのはそもそも何かというと、European Concert Hall Organisationの略称でして、ヨーロッパのコンサートホールの業界団体とでも言いますか、よりよい音楽体験を求めて協議をしていく、アイデアを出... -
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスがラジオ局を開設。5月12日放送開始!24時間
GEWANDHAUS RADIOと名付けられた、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスのラジオ局が爆誕! 24時間、ゲヴァントハウスで流れた過去のコンサートの模様を聞くことができるようになった!ということだと思われます。一部司会付き、とあります。オンデマンドとかで... -
英国のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、69日かけ4000キロの自転車ツアーに出発進行!!
信号よし、ドアよし!出発進行!! それはあかんのや。 えっ?どういうこと? グリーンと違うねん。電車に乗って移動するのは、環境に優しくないねん。だから、ツアーには自転車で行くねん。まじですか!!ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のサラ・スモールさんは... -
ジョルディ・サヴァール、今年12月に84歳でベルリン・フィル定期デビュー
ベルリン・フィルの2025-26シーズンプログラムが発表になりまして、アーティスト・イン・レジデンスはジャニーヌ・ヤンセン。またオーケストラはザルツブルク復活祭音楽祭に12年ぶりに復帰する。 ちゃんとじっくり見てないのですが、来シーズン、ベルリン... -
全米芸術基金が来年度廃止。現在の助成金もキャンセルまたは撤回
ドナルド・トランプはどこまで行くのか。アメリカは大丈夫なのか。アメリカに行って、アメリカで勉強をして、アメリカで成功する。アメリカン・ドリームはどこへ行くのか。うちの子らも、アメリカで成功したらどうなるんだろう、などとちらりとでも思った... -
エリザベート国際コンクールは本日スタート。6月1日まで
最近はもっぱらショパン国際コンクールの予備審査で話題になっていまして明日いよいよその結果が出るという状況。秋の本選に向け、悲喜こもごもという感じになるのでしょう。人生が熱い!!熱すぎる!! そうこうしていると、ブリュッセルではエリザベート...