バレンボイムが北米ツアーをキャンセル、3人が代役で登場

今月末から予定されていたシュターツカペレ・ベルリンの北米ツアーを指揮するはずだったバレンボイムがキャンセルすることになりました。残念ながら健康状態がよくなく、大西洋横断、それから北米間のツアーが困難だとのこと。

そして3人の指揮者がその代役として登場するということで、なかなかオーケストラにとってもスリリングなことになるということでしょうか。

11月25、26日のトロントではリトアニア出身ギエドレ・シュレキーテが指揮
11月28日のシカゴ公演はヤクブ・フルシャ
11月30日と12月1日のニューヨーク、そして12月3日のフィラデルフィア公演はおなじみのヤニク・ネゼ=セガン。

指揮者の交代にそれぞれ空き日が1日しかなく、しかもそこは移動日だと思われるので、リハーサルは当日に少ししか出来ないということですね。とはいえオーケストラにとっても指揮者陣にとってもやりなれた曲ということでしょうから、限られた時間の中で出来ることをできるだけやる、というスタンスで望むのだと思われます。

ただ、シュレキーテはまだまだ34歳と非常に若く、ここで抜擢されるのはよっぽどのことと思われます(そうはいうものの著名指揮者をかかえる事務所ラープ&ベームにすでに所属している)。

バレンボイムの健康を祈りつつ、素晴らしいコンサートとなることを。

コメント

コメントする