入国緩和と海外アーティストのビザ

昨日から海外からの入国に関してさらなる緩和があり、観光客はビザなしでの入国が可能になりました。一日当たりの入国の上限も撤廃されたということで、ようやく日本の経済も、とくにインバウンド関係で正常化に向けて戻ってきたのかなと思います。しかし同時に近くの学校でコロナで昨日からどこどこのクラスが学級閉鎖、という話も聞こえてきて、やっぱりまだ先か、とか思ったりもします。

いつになったら私たちはコロナを気にせず生活できるようになるのだろうか。いつまでもないのでしょうか。言葉は悪いが、みんなコロナに疲れ、コロナに飽きている。だが、コロナにかかって、運悪く長期の後遺症がついて回ったら、とかもまたつい考えてしまうというもの。

さて、観光客がビザなしで楽々入国できるようになっている一方で、ビザをきちんと取得して入国する人たちに関してはいまどういう状況かご存じでしょうか。

いやー、昨年の春には2週間待機で入国してもらったりとか、今年に入ってからも1週間だったかな、待機してもらっての来日とか、そういうことを私も経験しましたけれど、書類を揃えるのとか、関係者とのやりとりとか、なかなかきつかったな、と思っています。

いやむしろ早くもそういうきつかったやりとりが懐かしく感じられているほどですけれど、徐々に来日音楽家たちに関する規制も緩和されて行き、昨日から概ねコロナ前に戻ったのでは、という感覚。詳しいことは厚生労働省の水際対策(34)とかをご覧ください。34まで来たんですよ。いやほんと、ここまでいろいろありましたよね。霞が関方面の皆様もいろいろと大変だったことと思います。

ところがまだ元にもどっていないことがあって、それは「出入国在留管理局の申請にものすごく時間がかかっている」ということです。ビザ申請にあたって、日本側で出入国在留管理局に行き「在留資格認定証明書」というものを発行してもらわないといけないのですが、この証明書の申請から発行までに時間がかかっているという。人が殺到しているのか(たしかに混んでいる)、あるいはテレワーク的な感じで審査に時間がかかっているのか、そのあたりはわかりませんが、ともかく時間がかかっている。

通常というかコロナ前は申請から発行までおよそ2週間前後だったところ、時と場合によってはそれが倍近く、あるいは倍以上かかっているケースもあると。これまで聞いた最長は5週間かかったっていうやつもありました。しかも、その証明書を手にアーティストたちは日本国領事館に行くのですが、その予約もかなり先まで取れなかったりする、という事象も発生しています(国によって異なるとの情報もあり)。昨日もあるホールの方と情報交換を致しましたが、引き続き海外からアーティストを呼ぶ際のビザ申請は時間的余裕を大きくもっているべきであると言えましょう。いまかかっている倍ぐらいの時間が今後さらに長くなる、ということだって考えられますから。

小学校の時に「5分前行動」というスローガンがありました。クソ生意気だった私はそれを揶揄する発言や行動をして5年2組の担任だった加藤先生にめちゃくちゃに怒られた、むしろ泣いて怒られた記憶があります。

その「5分前行動」精神はおかげさまでというかなんというか、私に染みこんでおります(時々遅刻したり遅刻したかかったりしていることは秘密にして欲しい)。カルロス・クライバーも約束の30分ぐらい前には必ず打ち合わせの場にいたというではないか。1分でも相手が遅刻するとさっといなくなったというではないか。

カルロス的厳密さを自分自身に適用しようとは思いませんが、しかし、ビザ申請に関してはこれまで以上に早め早めの行動が求められる、と危機感を持って行動していきたい。

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