アンドレアス・シュタイアー、骨髄ガンと闘病中

ニューヨーク・タイムズ紙に数時間前に出たインタビュー記事で知って驚いたのですが、日本にもしばしば訪れている人気の鍵盤楽器奏者アンドレアス・シュタイアーがガンであることを公表しています。

How Cancer Has Influenced, but Not Controlled, a Musician’s Work The New York Times

primary myelofibrosis, a rare bone marrow cancerと書かれておりまして、ググってみたところ骨髄のガンで「原発性骨髄線維症」という稀なガンなのだそうです。もしかするとすでに公表されていたのかもしれません、私が知らなかっただけなのかも。診断されたのは2019年8月ということなので4年以上前、コロナの始まる半年ほど前ということになります。

シュタイアーは現在68歳、そうかもうすぐ70なんだという思いもありますが、でもまだまだお若い。

「音楽はうつくしいままだ。音楽は変わらない、それがとても慰めになる」と言っているのは本当にリアルに胸に突き刺さってくるようです。上の記事のコメント欄にはこの病は必ずしも死刑宣告ではない、読者を怖がらせるのはやめろと書いている人もいます。実際のところはどうなのでしょうか、専門の先生がおられたら教えてください。もちろんこういうのは個人差があるんだとは思うのですが、それでも自分は健康ではないという思いが常について回るのはとても気分を著しく下げることは間違いがない。

今年1月には幹細胞移植手術も受けたとあります。その結果は大成功だったそうで、5ヶ月後の6月にはコンサートに戻ってくる事が出来たとあります。昨年も来日をしているシュタイアー、今後の来日が予定されているかどうかはわかりませんが、きっと予定されているんではないかな。これからも繰り返し来日して多くの人に感動を与え続けてほしいと思います。

しずかに応援していたい。

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