幻の名手、アリス・アデール(ピアノ、フランス、1945- )を日本に呼ぶ

アリス・アデールの名前を初めて目にしたのは私は遅くて、多分せいぜい10年ぐらい前だったと思うんですよね。音源を聴いて、あー興味あるわー興味あるわー(生意気な上からの視点で大変申し訳ございませんお詫び申し上げます)、と思っていたのでした。

その後、フランスから招聘したピアニストなんかに、ねえねえアリス・アデール・・・と問うてみて、ああ素晴らしいピアニストですよ!といったコメントも貰っていたのです。ところが私がぐずぐずしているうちに気がつけばこんなに時間が経ってしまっていた。そしてぼんやりと毎日を送っていたところ、青柳いづみこさんがヴィンテージ・ピアニストというご著書の中で大絶賛されているのを目にしました。

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