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ラルス・フォークト、橋になる

おととしガンで亡くなったドイツのピアニスト、ラルス・フォークト。亡くなる直前のインタビューは心をうたれるものでした。

その名前が不滅になったという話です。

ケルンの近く、ハイムバッハという町で開かれているシュパヌンゲン音楽祭を1998年に創立し、古い発電所で室内楽のコンサートを開催していた。

「発電所でコンサート」なかなかのパワーワードでありますね。どういう状況と思いますけど、そういうことなんですよ。6月に開催されるコンサートで、ちょうど2年前にラルス・フォークトも演奏した。これがもしかすると最後のコンサートだったのかもしれません。

その創設者フォークトを讃えて、発電所へと向かう橋にラルス・フォークトの名前が冠されることとなったのです。ラルス・フォークト橋、ということですねきっと。発電所の貯水池の上に架かる橋。音楽祭の会場へと向かうおそらく全ての人が渡る橋。ラルス・フォークトの名前はこうして永遠になるのです。

来週開催される今年の音楽祭でのイベントのひとつとして、橋に記念プレートが設置されるとのこと。デザインはフォークトの妻とも協議のうえ決定されたということで、とても感動的な瞬間になるでしょう。我々も遠く日本からフォークトへと思いを馳せたい。

なおフォークトと言えばこの動画がベストというかマストですか。楽譜が大変なことになるやつ。

フォークトの意志は盟友のクリスチャン・テツラフに引き継がれている。つまり去年からテツラフが音楽監督を務めています。テツラフは今年の10月に来日をしますね。10月7日(月)紀尾井ホールのコンサートはこれ。テツラフのバッハを聴きながらフォークトのことを思い出すというのもとても素晴らしい瞬間であるにちがいない。

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