全員写っているが誰の顔も写っていない。大変配慮の行き届いたお写真であると言えましょう。
さて本日、ジョルディ・サヴァールご一行様が離日します。あっという間でした。これはいつも海外アーティストを招聘すると感じることです。長い時間をかけて準備をして、いざやってくると嵐のごとく時間が過ぎ、あれ、もうご帰国ですか?はてな?そういうことになるわけです。長年やっていますがこれは事実というか、ご同意いただける同業の方は少なくないと思います。
というわけで昨夜、全公演完売の3公演中の3公演目、ラスト、三鷹市芸術文化センター公演も大盛況のうちに終了いたしました。時差のこともあり、またスペイン勢ということもあってか、夜になるとさらに興が乗るのでしょうか、昨夜が一番演奏時間が長かったと思います(即興もあるので時間は伸び縮みする)。そして強烈なサイン会の列を見ると皆様満面の笑みで。ありがとうございました。お客様の笑顔、それが私たちの生きがい100%です。
そして昨日は嬉しい話を聞きました。
サヴァール大先生は日本が大好きだということは何度も聞いておりましたが、昨夜ご来場いただいたあるスペイン人の方から「日本はまるでホームのように感じる」と言っておいででござんしたで、とお聞きしたのです。ありがたいことだと、こみあげるものがありました。これは、まだ若きサヴァールを初めて日本に招聘されたアレグロ・ミュージックの小川社長はじめ、これまでの招聘に関わった全ての皆様が素晴らしいお仕事をされてきた、その結果のお言葉だと思います。
今回も素晴らしく好ましい雰囲気、全体的にリラックスした雰囲気でツアーが進行し、3公演すべてを最高の雰囲気で終えられたのは、サヴァールさんご本人の温厚なお人柄に加え、様々な先輩諸氏の仕事のおかげであったことには間違いがありません。私はその波の上にチョンと乗らせていただけ。ただ感謝しかありません。
本日これよりサヴァール様ご一行様は帰国されます。またお会いできる日がそう遠くなく来ることを願いつつ、これにてサヴァールマシマシ週間を終えたいと思います。ありがとうございました。
それで、ここからは宣伝なので読まなくてよろしい。うそ、読んで。いまから3週間後、次なるオフィス山根の主催公演「ヤメン・サーディ・ヴァイオリン・リサイタル」が開催されますので、ぜひご来場ください。ウィーン・フィルの新しいコンサートマスター26歳!日本デビューリサイタル。パワフル爺さんの次は、強烈なライジングスターや!
古楽、クラシック、現代など、いろいろとクラシック音楽の中でもジャンルがあるわけですが、とんこつ、しょうゆ、みそラーメンのように、おいしいものはなんだっておいしい。さすがにオールジャンルを取り扱うのは少なくとも今は難しいですが、素晴らしい演奏家たちによる素晴らしいコンサートを企画、開催していきたいと考えております。LINEでお友達になっていただくか、ツイッターでフォローしていただくなど(そして主催公演のチケットを買って頂くと私は小躍りして喜びます)、オフィス山根を今後も応援して頂けますと幸いです。応援して頂けないと泣きます。
11月22日(水)19時に浜離宮朝日ホールでお待ちしています(ハート)。
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