コンサートホールで、素晴らしい音響で音楽を愉しむというの素敵なことです。しかし音楽を演奏できるのはコンサートホールだけではないという事はご存じですか。
えっ。
そらそうですね。楽器があって、演奏者がいたらそこで演奏が可能。ピアノとか重たい楽器を持ち運ぶのは大変だけれども、弦楽器とか管楽器ならOK。野外でだって演奏が出来ます(雨とか強い日差しには要注意)。
昨日教えて頂いて知ったのですが愛知県長久手市という、徳川家康が羽柴秀吉に勝った長久手古戦場があるところ、愛・地球博をやったところ、ジブリパークが出来たところ。愛知県立芸術大学があるところ、トヨタ博物館があるところ!!リニモの走る街、それが長久手だ!!ババーン!!
ハァハァゼェゼェ・・・。
愛知県長久手市。ながくてって読んでね。長久手市で、ハイキングコンサートなるものが開催されたそうです。主催したのは長久手市文化の家!みんなで自然の中を歩いて行く(全長4km)。するとあちこちから音楽が聞こえてくるではないか!という内容で、実際に実施されたハイキングコンサートに関する詳しいレポート(と写真も)はここにあります。
https://bunkanoie.jp/archives/1874
そして映像は上のYouTube動画がそれ。
気持ちよさそうですね。自然の中ならコアすぎて怖いお客さんもいません。赤ちゃんが泣いても平気。リラックスして聞ける。《ジークフリート牧歌》が演奏されたって言うのもよろしいですやんか。そもそもジークフリート牧歌はコンサートホールでの演奏を意図した物ではなく、ワーグナーが妻コジマのため作曲して自宅で朝7時半に演奏されたっていう作品なんで、屋外で染み入るように聴くって言うのはとても作曲時のシチュエーションとも親和性が高くて大変よろしいかと思います(偉そうですいません)。
こういうのが全国的に定期的に行われると楽しいのではないかと思いますよね。クラシック音楽がコンサートホールだけに縛られる必要はないですね。いろいろな楽しみ方を提案する、実行に移せる、資金調達が出来るっていうのは徹底的に、いやテッテテキに素晴らしいことだ。
今は冬なんで寒いですけど、例えば雪景色の中から《雪は踊っている》が聞こえてきたりなんていうのもですよね、いや、アナ雪の音楽でもいいですか。
ありのままの姿をみせるのよ。それが一番。
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