オフィス山根という名前はどうやって決めたのですか、と聞かれることがあります。お応えします。適当です。終わってしまいました。もう少し詳しく解説いたします。もちろん、しゃれた名前にするのはどうか、ということも一瞬頭をよぎったのですが、しかし「名前とは記号にすぎない」が私の長年の座右の銘でありまして(本当の事をいうとたった今座右の銘になりました)、そしてまたあまりおしゃれ方面のセンスもないと自認しておりますので、あまりがんばって名前をうんうん考えるよりも、すっとシンプルにいくのがいいよね、と思ったので、山根オフィス。
で、それで行こうとして、あっ!音楽業界の尊敬する大先輩であります平佐さんが率いるヒラサオフィスっていうのがあるなと気がついて、それはさすがに僭越がすぎますね、せめてひっくり返しましょうということでオフィス山根。そういうわけなのです。8月1日に出来まして、はや4ヶ月が経過致しました。改めましてみなさまオフィス山根、オフィス山根をごひいきに。どうぞよろしくお願いいたします。
映画やコマネチを手がける似た名前のオフィスもありますが、まあよろしいのではないか、と。で、URLも.netとしておりますのはこのドメインがあいていて安かったからです。
さて、オフィス山根は何やる会社?と問われますが、クラシック音楽にまつわることであれば大抵のことはやります。こことか見てね。・・・しかし何でも屋というのは何でもない屋でもあるというか、八方美人的に風呂敷を広げすぎると、かえってなにも生まれかったりするですけれど、ああ大変ありがたいことにお仕事をじゃんすかと頂けております。皆様、絶賛お仕事募集中です!みんな見てるぅ?ヤッホー!!(イラッとなさらずお仕事頂戴できますと誠に幸いです)
来年の1月には初めての主催公演「吉田志門テノール・リサイタル《美しき水車小屋の娘》全曲」を開催致しますし(大変ありがたいことに300席を超えるご予約をすでに頂いております!)、来年度以降、コンサートの企画をいろいろと立てさせてております。全国の皆様にクラシック音楽をより愉しんで頂きたい、より多くの方に会場に来て頂きたい、という雪をも溶かす熱い思いで動いております。むしろ永久凍土も溶かしたい。
話があちこちに飛んでいくようですが、私が働いてたホールを建てられた元市長から直接伺ったお言葉で「音楽を空席に聞かせてどうする?」という印象的な一言があります。客席は満杯じゃなきゃあ!ということです。それが簡単なことではないのは承知しております。しかし、少なくともそういう事を目標に常に掲げて全力を挙げていくことが企画内容にも販売戦略にも求められるのだと思っております。
前置きがな長くなりましたけれど、何が言いたいかというと、全国のギタリストの皆様、そしてギターファンの皆様に“超朗報”をお知らせ致したいんであります!!!
来年12月に、ある超絶新星イタリア人ギタリストを呼びまして、ジュリアーニの、世界のギター音楽史に燦然と輝く大傑作!!「ロッシーニアーナ」全6曲を一晩で演奏するというとてつもないコンサートを開催致します!少なくとも東京で一カ所(ほか調整中です)。
ロッシーニアーナなんぞ?という方はまず以下URLに行き、
https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=131075
次に音源をお聴きください。これはマルシン・ディラの演奏する第1番です(なお来年来日するのはディラではありませんので念のため):
全世界のギター界も「まさかロッシーニアーナ全曲!??」とざわついております(自分調べ)。全曲録音はあれど、リサイタルで6曲すべてを演奏っていうのはめったに聞かない!ということで、期待度も爆上げの上げ上げ。
詳細はまたそう遠からず発表出来ることでありましょう。皆さまも果報は寝てお待ちください。
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