ジェルジ・クルターグ99歳、マスタークラスで教える

まだ間に合う!!っていうか、まだこれからなんですよ。8月4日に、ブダペストで。さすがにブダペストから遠くへはいけないよね。うん、ブダペストでいいと思う。

偉そうに上からで申し訳ございません。世の中には98歳の現役指揮者もいるが、99歳の現役作曲家がいることを忘れてはいけませんぜ。

私がものごころついたというか、クラシック音楽の現代作曲家という人たちに対する興味を持つようになったお年頃の頃にはすでに大家、老人であったように思います。いや、老人という言葉の定義は曖昧なのであれなんですが、たとえば30年前には69歳だったので、もう初老と言って差し支えないかなと思います。私は30年前、に高校を卒業して浪人生活に突入したのであった。ああ思い出よ。遠くにありて、美しく光っている。

詩人している場合ではありませんでした。99歳のジェルジ・クルターグはあさって、ブダペストでマスタークラスをするというからすごいことではないか。大丈夫か、お耳はまだよく聞こえているか。そういう心配みたいなのもありますが、こうして人前に出て、話すということは、教わる側にとってはインスピレーションざっくざくなことだろうと思うのですが、教える側、クルターグご本人にとっても、よき時間となるであろうことは間違いがございません。マスタークラスを開催するフェスティバルの公式サイトはこちら

なお、レッスンを受けるのはだれかっつーと、ケレメン四重奏団ということだそうで、うおーい!とツッコミを入れたくなるのだがまあご愛敬ということにいたしましょう。わりとベテランやんけ、もちょっと若い人らに譲ってあげたらええのに、とも思ったりもしないわけでもないわけだが、しかし、みんなクルターグからおそわりたいよね。なにかコメントほしいよね。それもわかる。

なお、レッスンはバルトークの1番だそうです。やっぱりここはハンガリーの作品がええっすよね。モーツァルトとかでもいいんだろうけれど。

ジェルジ・クルターグ大先生、これからもお元気で!次のオペラ待ってる!!エリオット・カーターの年齢まであと4歳、あと4歳!

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