2022年9月– date –
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マリア・ジョアン・ピリス(78)、けがでロンドン公演をキャンセル
ピリスは引退した、と思っておられる方が多いかもしれませんがそうではありません。引退の引退宣言をしているかどうかはわかりませんがっていうかたぶん宣言はしていませんが、ともかくピリスはコンサート活動を今でも続行中です。 引退をいっとき宣言した... -
メトロポリタン歌劇場総裁の肩書きが変わる
この顔を見て誰なのかがすぐにわかる人はクラシック音楽カルトクイズ検定C-2級合格です(どういう風に格付けしてるのかは企業秘密)。 正解は:メトロポリタン歌劇場の第16代総歳、ピーター・ゲルブさん(69歳)です。 ニューヨークにありますメトロポリタ... -
クリーブランド管弦楽団がマーラー交響曲第2番の自筆譜をゲット
マーラーが1888年から1894年にかけて完成させた交響曲第2番の自筆譜のお話です。マーラーの2番と言えば、一昔前にギルバート・キャプランっていう人がいましてなぁ、と思っていたらやっぱりギルバート・キャプランが所有していたスコアだそうです。キャプラ... -
【ニュース】ルノー・キャプソン、ドイツ・グラモフォンと契約
フランスのヴァイオリニスト、ルノー・キャプソンがドイツ・グラモフォンと契約を結んだそうです。キャプソンならソン(çon)のcの下についたニョロが大好きです。これからモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集やらヴァイオリンソナタ全集やら弦楽五重奏全... -
イギリスのメニューイン音楽学校、青島へ
やはり中国かという思いであります。中国には勝てない。日本のクラシック音楽教育が全盛だった頃にはこういう話はあったかもしれませんが実現はしていません。しかし21世紀の今、実現が可能なのだ。そう、中国ならね。いやー、話のスケールが違いますわ。... -
変わりつつある台風と公演中止の判断
台風、みなさまご無事だったでしょうか。 「24時間戦えますか」「5時から男のグロンサン」。こういうCMが昔はありました。昭和の頃はいろいろ根性論が流行っていたというか、ど根性が当然、といった風潮もあったように思われます。 コンサートにおいても、... -
ワクチン未接種のためオーケストラを解雇された3人の奏者が裁判を起こす
アメリカのフロリダにあるオーケストラ、ネープルズ・フィルのメンバーだった3人は宗教的な理由によってワクチン接種を拒否していたところ、解雇処分となってしまった。それは州の法律に違反すると言うことで訴訟を起こしたというニュース。 https://www.w... -
クイズ:プロコフィエフの葬式で演奏した弦楽四重奏団は?
今朝一番の衝撃は、このタイトルの通りであった。私はおおいに感銘を受けたのである。そこでさっそくクイズである。 「20世紀ロシアを代表する作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが亡くなったのは1953年のことで・・・・」 ピンポーン!!はい歌さん!早か... -
ヴァン・クライバーン国際2022のYouTube再生回数は前回から5倍の大幅増
今年6月に開催され、韓国の若手イム・ユンチャンが優勝したヴァン・クライバーン国際ですが、YouTubeの再生回数がすごいんやぞ、という話を読みました。 https://www.ludwig-van.com/main/2022/09/19/2022-van-cliburn-piano-competition-tops-youtube-cha... -
インディアナポリス国際コンクール、ファイナリスト6名が決定
先日名古屋で指揮者のマリン・オルソップと話をしていて「ボルティモアってどこにありますのん」っていう質問をぶつけてしまったぐらいにはアメリカの地理に弱い私です。そのあと「ニューヨークから下がっていってワシントンDCの近く」っていわれて、ああ... -
ポーランド国立放送交響楽団の日本ツアー
昨日最終日だったポーランド国立放送交響楽団(指揮:マリン・オルソップ、ピアノ:角野隼斗)とのツアー11公演中10公演に裏方として参加させていただきました。 全国11公演がすべて満席もしくはほぼ満席という大人気ツアーで、各地の満席のホールを裏から... -
ロシア・ナショナル管弦楽団、プレトニョフとの契約打ち切り
ミハイル・プレトニョフはロシア屈指のピアニストで指揮者。日本でも東フィルとの良好な関係で知られています。プレトニョフと言えば、私としては「くるみ割り人形」を激推ししたい。 チャイコフスキー国際コンクール入賞者記念コンサート(1978年)でも聞...