皆様ごきげんよう。疲労感。3月28日にいわきからスタートした2週間におよぶツアー、しかもその中頃には弦楽四重奏もお招きするという、2重ツアーになっていたわけです。ミュージックパートナーズ様のご協力も得て、無事に2重ツアーも回すことができました(ツアーは回すという言い方をします業界用語かこれ)。IMANISHIは信頼の印です。ミュージックパートナーズもよろしくね。
さすがにボロ雑巾のようになって帰宅して、気がついたときはソファであった。私は真夜中に覚醒した。いかんこれでは疲れが取れません。さっそく布団に潜り込み、今朝はじっくりと寝坊するはずが娘ちゃんが早よから起こしに来てくれたので起き・・・また寝た。
本日はヤメン・サーディのことをお話ししたい。ヤメン・サーディはウィーン国立歌劇場管弦楽団の新しいコンサートマスターです。2月の投票を無事に通過し、試用期間も終わりました。そしてウィーン・フィルのメンバーリストでもコンサートマスターのところに名前が点灯しています。
そのヤメン・サーディがベルリン・フィルハーモニー(ホールです)にソリストとしてデビュー。来週の月曜日、かつてヤメン・サーディが11歳で入団し17歳の時からコンサートマスターを務めていた、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団の設立25周年記念コンサートにソリストとしてゲスト出演。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾くことになっております。おお!!そいつぁめでてえ!!!上のリンクにはサーディのインタビューも掲載されているので読むべし!!
指揮はこちらも不死鳥ダニエル・バレンボイム。リハーサルの模様が激写されております。
写真からは動きまでは見えないわけですが、ばっちりお元気ということだといいのですが!月曜日のコンサートが大成功に終わることを願います。
特に今、難しい時期にイスラエルとパレスチナの若者たちが共に集い、音楽を演奏するということの意義深さよ。大人たちが手を結ぶ日が来ることを願ってやみません。暴力は暴力を生むだけ。
さらに翌週25日には同じベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールでクライスラーに特化したプログラムでリサイタル。おやこれは。
そう、ヤメン・サーディは6月から7月にかけてクライスラーとブラームスというウィーン・プログラムを手に初の日本ツアー5公演+マスタークラスを開催します。楽しみに待っていてほしい。そしてまたこのウェブサイトの中に特集ページを作ろうか!と思っておりますんで、詳しくはそちらをご覧下さい。
ちなみに6月29日(土)15:00 東広島芸術文化ホールくららでの公演は弊社が主催しています(つまり金銭面でのリスクをうちが持っているということです)。チケットはついおととい発売になったばかりで、出足好調とくららのS氏とO氏よりうかがっております。広島という地で演奏することはヤメン・サーディにとっても非常に意味のあることだと思います。西日本の皆様、ぜひ西条へお越し下さい。ついでに西条の酒も大量に買って帰って下さい(調律UMEOKA氏のようにな!!!)
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