一番じゃないとだめなんですか?はい、だめなんです。
芸術とか文化とか音楽とかっていうのはそういう物差しでは測れないということはハンドレットも承知なわけですけれど、しかしやっぱり日本人として、パフォーミングアーツの大学の世界ランキングに日本の学校の名前が全く出てこないのは残念なんですよ。あっ、タイトルでは「音楽大学」って書いてますけど、正確にはパフォーミングアーツなんで、音楽とか演劇とかダンスとかそういうのが全部ひっくるまっています。
ランキングを下まで見ていってjapanという文字がないかと探してしまう。見つからなくて、諦めきれなくて、Ctrl+Fを押して、そこにjapanと入れて、やっぱりゼロと出てがっかりする。ベースボールについていえば凄まじく音を立てて昨日第一位に輝いたのに、パフォーミングアーツに関して言えば全くのランキング外。なんでや。
ちなみに1位から10位までを書いておきますと、
1位 王立音楽大学(ロンドン)
2位 パリ国立高等・舞踊学校(パリ)
3位 王立音楽院(ロンドン)
4位 ウィーン国立音楽大学(ウィーン)
5位 ジュリアード音楽院(ニューヨーク)
6位 スコットランド王立音楽院(グラスゴー)
7位 ギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)
8位 カーティス音楽院(フィラデルフィア)
9位 ノルウェー国立音楽大学(オスロ)
10位 モスクワ音楽院(モスクワ)
なるほど。上のサイトに行けば得点も書いてあるんで、なにがしかの採点基準が設けられているのでしょう(すません、ちゃんと調べてません)。そしてランキングは120位まであるのに日本の学校はゼロ(50位以下は得点の掲載なし)。なおアジアでは香港の香港演芸学院がトップで13位。
だいたいこの調査している人らが偏った調査の仕方をしているのや!とか、そういう風に考えることも可能ですけれど、しかし、偏っていたとしても、中国や韓国や台湾やインドネシアの学校がランクインしているのに、日本はゼロなわけないと思うんですよね。日本の音楽大学のレベルがめちゃくちゃ低くてランキング外なわけがない、ランキング外であっていいわけがない(感情的になるやつ)。
アウト・オブ・眼中。つまり、レベルが云々とかではなく、あっ、そういえば日本にも音楽大学、あったっけね?とかそういう感じになっちゃっているんじゃないでしょうか。
これはわりとゆゆしきことではないでしょうか。もっともっと日本の大学もアピールをしていかないと行けないんじゃないでしょうか。日本は奥ゆかしさが美徳、それはそうです。私もずうずうしい人や声の大きい人は苦手です。でも、もう少し、ほんのちょっとだけ前に出て、ここに私がいますよ!ここに私がいますよ!と言ったほうがよいのではないでしょうか。
PRに人をさけない、人材不足、そういう悩みもあるのだと思います。しかし国際的な競争力を蓄えること、国際的にもアピールしていくことがもっと求められるのでは?でなければじり貧になっていくのでは?
せっかく野球では頂点に立ったのですし、訪れたい国としても日本はかなり高い位置に毎年いるわけですし、音楽大学も、絶対的に良い学校であると世界レベルで評価されるように、少しでも大きめの声を上げていこうではありませんか!!
えいえい、、、(この続きのシャウトは皆さん個人個人で、大きめに、ぜひ)
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