昨日からマスクなしが屋外屋内ともにオーケーになった。とはいえ皆様の多くはまだマスクをされたまま、でしょうか。おとといから名古屋にいる私ですが、電車の中、地下鉄の駅構内、ホテルの中、街ゆく人などをちらちらと眺めてみましても、ほとんどの人はマスクをしたまま、という感じでしょうか。屋外は外す、という人もかなり少数派か。あごマスクも鼻マスクもほとんどいない。
昨夜みたニュースでも人々は様子見の雰囲気ということだそうです。ま、そうですよね、というのが率直な感想ですかね。
日本人はコロナ前からマスクをする人が多かったですし、そもそも世界的に見て相当なきれい好き。町中のゴミも圧倒的に少ないし、毎日お風呂やシャワーに入る習慣も浸透しているし、トイレでもウォシュレットが使われており、流すときは蓋を閉じましょうみたいな話題も出る、富岳の飛沫シミュレーションなんかもまだまだ人々の記憶に残っていて、あんなに広がるんだし・・・とかそういう意識もあるでしょう。
クラシック音楽について言えば、演奏者は舞台上ではマスクなしオーケー(していてもオーケー)というのは大分前から浸透していますけれど、舞台を降りるとマスクをする方がほとんどかと思われます。
私もこのところいろいろな関係者に話を聞いてみていますけれど「すぐ外す」、あるいは積極的に外していこうぜ的な対応を考えているところはなさそうです。「個人的には外したいと思っている。しかし団体としてそういうアナウンスが出せるかというとそうもいかない」という声も聞きました。マスクなしがオッケーになることで券売が落ちるのではないか、心配だ、という声もあります。果たしてどうなるのでしょう。
お客様に関しても「ご判断をお任せる」という感じですが、実際には急な変化はなさそうで、ゆっくり時間をかけて変わっていくかどうか、という感じ。反対に「マスクを外せ警察」みたいな方も出てくるのでは、という懸念事項もあって、実際に何人かの口からこれを聞きましたけれど、こちらについてもあまり起こらなそうな感じで(あくまで印象です)、今後も大きなトラブルや混乱は発生しないのではないかという印象を私は持っています。
すなわち、ほぼほぼこれまで通り。
なお「隣の人がマスクを外しているのが不安だから席を変えて欲しい」という要望はやはりこれまでもあったようで、空席があればこれまでも対応していたし、今後もその対応はとりあえず続行、という事を語っているホールもありました。
ゆっくりとマスク着用率は低下していくだろう、しかしそれでも相当数の人がマスクをしたコンサートライフを続行するのではないか、といったあたりが現実的な感覚でしょうか。
ハッピーコンサートライフをこれからも。
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