私はそれほどフルーツを好んで食べる者ではないので、朝からバナナを食べる子どもたちをみてすごいなと感心しているわけです。
皆様は「ケータリング」という言葉をご存じでしょうか。私が初めてこの言葉を知ったのはたしかオペラシティにアルバイトで行った大学生のときのことで、この言葉を聞いて、それが何を意味するのかしばらくわからなかった。やがて、どうやらバックステージで出演者やスタッフが食べる軽食、お弁当、飲物などのことを指すようだぞということがなんとなくぼんやりとわかってきたのです。
ケータリングというのは持って来たり届けられたりするものなので、「携帯する」の現在進行形だからケータリングなのか、ははは、と意味不明に創造力を逞しくもしたものだよ。この言葉を初めて耳にした衝撃、そしてそれが普通の英語だと知ったときのダブルの衝撃よ。
catering =ケータリング、出前、配膳業、パーティー出張サービス、出張宴会サービス◆不可算◆食事を出前して給仕もするサービス
・Catering is available for office parties. : オフィスのパーティー用の食事サービスできます。
というわけでコンサート会場のバックステージや楽屋にはケータリングと呼ばれる簡易飲食ゾーンが準備されている事が多く、オーケストラとかになると、常駐で一人が最初から最後まで張り付き、減ったものを補充していく係がいるよ。
出演者が一人でも、量は少ないが、ポット、コーヒー紅茶緑茶、クリープ、砂糖、おかし、フルーツ、お弁当などが出る(出す)わけだ。減りの速いもの、ぜんぜん減らないものなんかもあってふむ、と悩むわけだ。そしてヨーロッパ人は、とひとくくりにしてはいけないと思いますけれど、私の印象として、フルーツ、特にバナナの人気が高いようにおもいますね。バナナさえ置いておけば安心だ!その次はサンドイッチ。このあたりが鉄板です。チョコレートとかを好む人もいますが、一切口にしない人もいる。しかしどうやらバナナは外れませんね。一人で2本3本と行く人も結構いる。食べ物にうるさい、という人でもバナナはけっこうお食べになりますね。食の好みが細分化していて、ベジタリアンとかヴィーガンなんかもいるこのご時世ですが、バナナはみんな大好きだ!
なので、ケータリングどうしよう、と困ったらバナナを何よりも先に揃えることをお薦め。異常に減るから愉快だぞ!!(※人によって反応は異なります)
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