間もなくアメリカツアーのウィーン・フィル、女性団員は24人にまで増加という話

昨日は山下愛陽ギター・リサイタル武蔵野公演にお越し頂いた皆様、ありがとうございました。昨日も満員のお客様にお越し頂き、感無量でした。次の出番は火曜の鵠沼室内楽愛好会です。レスプリ・フランセで握手しようz(「ぜ」と書こうとしてeを打ち損なったままにしている状態)!!

ウィーン・フィルのこのたびのアメリカツアーを前に、いまやウィーン・フィルには「女性が24人いるんだぞ」というニュースが出てました。昨日が世界女性デーだったから、というのもあると思いますけど、ウィーン・フィルの演奏が素晴らしいのはもちろんのこと、多様性という意味でも評価できる、ということですね。私も、ふんわりとですが「こういうのっていいかんじになればいいよね」といつも思っています。

特別な、出来レースでとまではいわないが、特定の人たちだけが優遇される、もしくは優遇されているのでは?と勘ぐられてもおかしくない、そういう時代は終わり、真に才能のある演奏家であれば性別や人種を問わず入団が可能になってきている、というわけだ。とてもいいことですね。

それでも人を選ぶというのはものすごく大変なことです。会社の面接とかとおんなじ事ですよね。優秀な人かどうか、ということに加えて、すでに中にいる人たちとうまく一緒にやっていけるかどうか、会社の文化になじめるかどうか、なんていうところも重要なポイントなわけで「腕がよけりゃああとはなんだっていいんだよ」というのとは全く違う。むしろこっちのほうが大事かも、と思うようなこともないわけではないです。ほんとうに。

芸術だからそんなの関係ねえって?関係ありますよ。やっぱり演奏しているのが人間なんだから、そりゃあたまに(~しょっちゅう~しばしば)ケンカはするけれど、それでもなお調和していないといい結果は出ませんよね。感情のうねりが人に届いて人を感動させるわけだから。

若い人たちにぜひお願いしたいのは、俺が俺が、も絶対必要だけれど、音楽は人と一緒に創り上げていくものなので、人付き合いというか、人と一緒にやっていくという能力も磨くぜ!という心持ちもぜひ持ち続けていただきたい。

才能+人格=最強。

私も毎日が反省と精進です。昨日のミーティングで会ったK社のHさんのコミュニケーション能力の高さに驚き、嬉しくなり、人と爽やかに仕事をしていくことの大切さみたいなものをひしひしと感じました。爽やかに仕事しようぜ!!

そこでだ。今日は午前10時からパオロ・パンドルフォの先行予約販売なんで、どうかよろしくお願いしますと言いたいですし、私もそこのところも頑張りたいと思います。どう頑張ったらいいのか判らないですが、とりあえず頑張るね!(頑張ったらなんとかなる思っている日本の私)

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