東京交響楽団でもおなじみ、ウルバンスキがポーランドを代表するオーケストラであり、あのショパン・コンクールでファイナリストのため12回もショパンのピアノ協奏曲を演奏する!ことでも知られるワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に。アンドレイ・ボレイコの後任として。今年の秋から5年契約。
Krzysztof Urbanski named Music Director of the Warsaw Philharmonic – pizzicato
41歳での就任はこのオーケストラ史上最年少、とはならないものの、上記サイトによれば戦後最年少ということになるそうです。つまり1945年以降で、ということですね。ほーん、じゃあ戦前はもっと若い人がいたんだねと思ってwikiみたら最初の方(このオーケストラは1901年創立)の人たちはわりと40歳以下でなっている人が多かったんじゃった。そもそも創立時の音楽監督エミル・ムイナルスキは30か31歳でなってるね、これにはなかなか勝てないね、そうだね。
ウルバンスキはベルン交響楽団の首席指揮者にも今年の秋から就任することになっているので、ダブルワーク、副業OK、両輪で、ということになります。まだウルバンスキが東京交響楽団にデビューしたてだった頃、今はいない東京交響楽団のあるベテランのおっちゃんが、ウルバンスキはいいよねー、と仰っていたのをよく憶えています。まるで昨日のように。
その時はそうなんだーふーん、と軽々しく思っていたのですが、いよいよ、もしくは早くも、ポーランドを代表するオーケストラを率いるということで、ますますウルバンスキが地元のオーケストラをのびのび座席していただけると嬉しい。そしてポーランド語の読み方に私たちが慣れていくようになれればもっといい。ポーランド語の名前は難しすぎる。クシシュトフとか、スクシェチュコフスキとか。
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