よそさまのお家騒動のことよりも足元を見た方がいいのではないですかという思いはありますけれども。つまり、円が安すぎてもう限界を超えてしまっているということと(円高に向かってください心からお願いします。どうしてみんな円を売るの円を買ってくれよ!!)、それからもう明日が冬至であるということのほうが大切だ。だから私はついに、朝のジョギングの時に自ら発光して私という有機体が存在していることを自動車等に知らしめる腕バンドを投入することにしたのだ!!ピッカーン!!
ところが昨日早朝、自転車を漕いでこちらにフラフラと向かってくる老人を、その発光する腕バンドがかえって引き寄せることになったようで、あやうく自転車を轢きそうになったことは衝撃であった。転ばれては一大事であった。心臓が止まるかと思ったのであった。
人生は危険で溢れている。
アメリカの人生はどうか。ワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターは芸術文化の箱物としてとても有名である。ケネディ大統領は暗殺されてしまったがその前から構想があり、芸術は民主主義を支える重要な柱であるというケネディ大統領の理念に基づき1971年に開館。すでに50年以上が経過しているわけですが、ジョン・F・ケネディ・センターと聞いただけであの建物が思い浮かぶわけだ。ところがこれからはそうではない。いろいろと修正を繰り広げ物議を醸すグレートアメリカメイクアゲインな大統領がまたやってくれた。
すでにあちこちで報道されているとおり、自分の名前をジョンの上に付け加えたのである。しかもすでに建物には修正を施し済み。ウェブサイトも「ザ・トランプ・ケネディ・センター」となっている。すごい。トランプが先だ。こういうときは通常、どちらが先で後かでもものすごく揉めるもんだが大丈夫ですか。全会一致で名称変更が決まったと公表されていますが、反対票に投じようとしたら反対ボタンが押せないような仕組みになっていたという情報もあり、もしそれが本当だとしたら。メーク・ホリデイズ・マジカルとか言っている場合ですか。
民主主義とはなんであるかということを考えさせられる出来事ですが、このあとトランプ大統領が表舞台から退くとその先はどうなるのでしょうか。また即刻消えるということになったりもするのでしょうか。意外とフィットしてそのままいくかもしれないし、そうはならないかもしれない。なにがおこっても不思議ではないというような気持ちにもなりますね。
だからこその、まずは自分の足元をみつめ、自分の足元から固めていこうという自助が必要になってくるようにも感じています。


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