オーケストラ– tag –
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コロラド交響楽団に63年在籍した83歳のチェリストがこの年末をもって引退。夫婦で在籍116年。
老いても元気!元気が一番。輝ける人生を送ってこられたんだろうなと思いますけれど、それでもいつかは引退せんければならぬ。マーガレット・ホップナーさんもその一人だ。 半世紀を超えてコロラド交響団のチェリストとして活躍したマーガレットさんはとう... -
バイエルン放送響の新しい首席チェリストに24歳のドイツ人
ティル・シューラー24歳、ドイツ生まれのチェリストがバイエルン放送響の首席チェロのオーディションに合格した、ということだそうです。素晴らしいことですね。おめでとうおめでとう、おめでとう。明るい未来に拍手を。 若い世代がこうしてバーン!と出て... -
ケント・ナガノ、スペイン国立管弦楽団・合唱団の首席指揮者に
ケント・ナガノの耳の良さについては大学の後輩から話を聞いたことがあって、めちゃくちゃ耳がいいんですよ、めちゃくちゃ細かいところまで聞こえてるんですよ、ということであった。 音楽家に求められる能力の一つに、ていうか絶対的に必要な能力に、耳が... -
エリオット・ガーディナーのオーケストラ、デビュー
ガーディナーのやり過ぎ案件。長年率いたオーケストラを首になったら新しくオケを立ち上げて、同じプログラムで同じ時期に同じ場所でツアーをぶち込んできた。81のじいさまがやるようなことか。やり過ぎの声もちらほら、いやむしろけっこうみなさん「やり... -
シカゴ交響楽団、5000万ドルの寄付を受け取る
シカゴというと、アメリカ。大リーグでは大谷さん越えの特大契約が結ばれたという話を昨日ニュースで読みましたけれど、とんでもないことだな、だが、こういう超特大の何かというのはどうやらスポーツ限定ではないようだな? クラシック音楽の世界でも、特... -
ニューヨーク・フィルに新CEO、フィラデルフィア管のCEOが就任
もうCEOという言葉もすっかり定着していますでしょうか。私が若い頃はCEOってなんなの、っていう感じでしたけれど、CEOね、そう、CEO。あれね、偉いんですよ(結局判っていない)。 ニューヨーク・フィルのCEOが突然辞任して、それに加えて団員のセクハラ... -
フィリップ・ジョルダン、フランス国立管弦楽団へ(2027年から)
フィリップ・ジョルダンがフランス国立管弦楽団の音楽監督になることが発表されました。2027年から。あと三年後からやね。 フィリップ・ジョルダンは知っている人は知っているが知らない人は知らない指揮者で(当たり前や)、パリ・オペラ座の音楽監督を20... -
ベルリン・フィルがドイツ銀行との提携を5年延長し2030年まで
ドイツ銀行、DBと書きます。なお、ドイツでは同じくDBと書くドイツ鉄道がいまどんどんとやばいことになっていて、電車のお遅刻はあたり前なのだとか!!30分とかは普通で2時間3時間も余裕、キャンセルもあってなかなか大変なのだそうです。日本と違って国... -
ニューヨーク・フィル、メンバー2名を再び解雇。恐らく今回は決定的。
ニューヨーク・フィルでくすぶり続けていたメンバー2人の解雇と復職問題がまた紙面を賑わすことに。今回は決定的な解雇になるのではないか。 経緯はかなり複雑で、理解が簡単ではないんですがだいたいこういう感じ。ニューヨーク・フィルでは副首席トラン... -
マイケル・ティルソン・トーマス、復活
2024年10月20日は記憶されるべき日なのかもしれない。なぜなら、マイケル・ティルソン・トーマスが、復活を振ったから。明日、10月23日にもう一度公演が予定されているがもちろん完売。 2021年に進行性の脳腫瘍と診断されてから3年、誰もがティルソン・ト... -
ポーランドのアマデウス室内オーケストラを創立から56年間牽引してきた創設者で指揮者のアグニエシュカ・ドゥチマルが引退。
今日は自分語りの割合が高めな話になっております。K社の小倉部長、読んでるぅ? だいたい毎日、世界のクラシック音楽ニュースを、軽めの語り口で書いているのがこのブログです。ニュースサイトのように、全てを網羅せんければ!という意気込みでやってい... -
ピアニスト、オーケストラを訴える。政治的スピーチにより共演をキャンセルされたため。
ジェイソン・ギルハム、このブログでも紹介しましたが、メルボルンで開催されたリサイタルで、ガザのジャーナリストに捧げる曲を演奏したためメルボルン交響楽団との共演がキャンセルされました。 https://officeyamane.net/melbourne-symphony-orchestra-...