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オーケストラコンサートのプログラミングを考える
モデスト交響楽団っていうのがアメリカにあってさー。 知らんな。モデストだなんてなんて素敵な名前。ムソルグスキーの友達か、それとも控えめなのか(モデストは謙虚なとか、遠慮がちなとかそういう意味)!!! と思ったらモデストっていうのは地名らし... -
さようなら小澤征爾
日本の戦後クラシック音楽界における象徴。巨人。 今後これほどまでの巨人は現れないのではないかと思われる日本の宝。残念ですが、来るべき日が来ました。2024年2月6日東京の自宅で、心不全で死去。88歳。 難しい漢字なのにみんな読める。それは小澤征爾... -
2024年のグラミー賞が発表される
グラミー賞、クラシック音楽におけるグラミー賞の意味というものがますます薄まってきているのではないかと思っています。そもそも新しい録音に興味のある人がいぜんほどいないというのが一番の要因で、なぜ興味が出ないかというと、同じ曲を同じように録... -
マイケル・ティルソン・トーマス、間もなくサンフランシスコ交響楽団との最後の定期演奏会
マイケル・ティルソン・トーマスが定期演奏会に出席するのはこれが最後、というアナウンスのもと、ただいまマーラーの5番、3公演に出演中のマイケル・ティルソン・トーマス。当然のごとく超満員で、昨日、おとといと素晴らしい演奏会になったようです。今... -
メトロポリタン歌劇場の危機
危機感は常に持ち続けないといけません。立ち止まってしまうとすぐにそこから落下していくのです。登って行くのは大変だが落ちるときは一瞬、とはよくいう話です。 メトロポリタン歌劇場はどうでしょうか。観客の動員数は昨シーズンから10%増えて73%にまで... -
準メルクル、インディアナポリス交響楽団の音楽監督に
準メルクルがアメリカのインディアナポリス交響楽団の音楽監督に、今年9月から就任することになりました。5年契約なので29年まで。インディアナポリスでは2021年から芸術顧問でしたので、そこからより重めの責任を果たすということになりますね。なおイン... -
サラ・ウィリス、ワーグナーに並ぶ
どういう表現かと思いますね。しかし事実なんだから事実をそのまま伝えるよりない。 サラ・ウィリスは誰?ベルリン・フィルのホルン奏者として2001年からもう20年以上もの長きにわたって演奏し、圧倒的な存在感を放つ人物。アメリカ出身のマンマミーア!そ... -
ルース・スレチェンスカは99歳。
金は・・・・銀は・・・・。 ラフマニノフの最後の弟子のひとり、と言われているルース・スレチェンスカは昨日99歳になった、と読みました。さすがにもう演奏活動はやっていないようで、ちょっとだけ調べてみた感じ公の場にも出ていなそうですが、おととし... -
ただしいコンサート・ゴーアーとは
コンサート好きのことを指してコンサートに行く人、コンサート・ゴーアーという言葉があります。三度の飯よりもコンサートが大好きでたまらなくて、六本木一丁目からサントリーホールへの入り口へはこのルートでいく、とかそういうことを決めている方です... -
ヒラリー・ハーンにエイヴリー・フィッシャー賞、10万ドル
アメリカの最も有名な音楽賞の一つですねん。10万ドルはいま1448万円ぐらい。なかなかドルも下がりませんなあ、っていうか、ちょっと下がったけどまた上がってますなあ。困るなあ。 ヒラリー・ハーンは世界のトップを走り続けるアメリカのヴァイオリニスト... -
ウェルザー=メスト、クリーヴランド管を2027年6月をもって退任へ。25シーズンはオーケストラ史上最長。
ガン治療から復帰したウェルザー=メストが、音楽監督を長く務めたクリーヴランド管弦楽団との任期を延長せず、契約満了となる2027年6月をもって退任することになりました。2002年からということなので、25年間はオーケストラ市場最長となる予定。 ニュー... -
マリン・オルソップ、フィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者に
2024-25シーズンから3年契約。今年予定されている中国ツアーから。ナタリー・シュトゥッツマンの後任として。いっつも思うんですけど、フィラデルフィアっておもしろい名前ですよね。だってフィラが2回出てくるんだぜ? 現代の女性指揮者の草分け。輝ける...