先日史上最高額が出たばかりのストラディバリウス、今度はヴィオラで歴史上最高額を更新、42.9億円。

つい先日、2300万ドル、およそ34億円で落札され、史上最高のストラディバリウスが爆誕したばかりなのに、すぐまた史上最高額の更新をご案内することになるとはおっちゃん、夢にも思わなかったわあ。

どういうこと、ほんまか。めちゃくちゃやんけ。どうなってんの。アントニオ・ストラディバリ製作のヴィオラが、そう、ストラディバリウスはヴァイオリンだけじゃなくてヴィオラもチェロもあるよ?なんならギターもマンドリンもハープもね。そのヴィオラなんだが、現存しているのはわずか12挺ぐらいで、そのなかでも特に優れている、という評価を受けているものだそうです。

ほんで今回、3000万ドル(42.9億円)という多額の資金を投じて、米国議会図書館がこの楽器を取得。とんでもない額だ!!42.9億円!!

完全に正気の沙汰ではないのだが、大丈夫か。ただのちっさい木やぞ。単なる木工家具が、40億円以上の価値を持たされるとは。人間とはかくも不思議な生き物であるなあ。ロマンやね、ロマン。アメリカン・ドリームか。おめでとう、売却したひとは見事に億り人となったのであった。うらやまピカ。

なお、このストラディバリウスは1690年の製作で、「トスカーナ・メディチ」の名前を持っていて、1977年から同図書館に貸与されていた。そして今回あんなことやこんなことがあって(詳細略)、図書館の完全なる所蔵となったのです!!なになに?もともと1957年にヴィオラ奏者でニューヨーク州立大学音楽部長だったキャメロン・ベアードが購入したもので、死後は妻が管理していたが、ベアード家が1000万ドルを負担し、残りの2000万ドルをIT系の大金持ち、ヴァイオリニスト、クレモナの楽器のコレクター、デイヴィッド・フルトンが負担して実現した。これによってこのストラドは「Fulton, ex Baird, Tuscan-Medici」となったのである!!名前なげーよ!

ん?

・・・・・・んー??これってつまり、フルトンさんに2000万ドルで売ったっていうことかな?それになぜか自分らが1000万ドルを上乗せして、金額が高いように見せかけている?ように思えなくね?

よくわからないな。誰か詳しい人教えて。

まあ、詳しいことはマニアの皆様におまかせしますね!ともかくビバ42.9億円!!

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