アメリカの賞です。24年前に設立されました。サー・ゲオルグ・ショルティはハンガリー出身の20世紀最大の指揮者の一人です。この賞の受賞者は3万ドルを受け取れます。うれしはずかし3万ドル。3万ドルあったら何をする?私ならスコアを買って勉強する。
素晴らしい心意気ですね。その調子。
毎年1人ずつに与えられるこの賞は、アメリカ人かアメリカの永住権を持っている人で、かつ36歳以下の人だけが応募出来る。この賞をもらうと業界内の専門家たちやメンターたちに出会う機会も与えられる。人脈、大事ですから。才能だけでなく人脈がこの業界の生命線。いいネットワークを構築することが何よりも大切だ!
太陽のようにかがやく才能はみんなが放っておかないが、太陽があまりに扱いにくいと、ポイされます。才能に加え人格も磨き、豊かな人脈を広げてください。アーティストはぶっとんでいていいというのは過去の話。そう、むかしばなし!おじいさんとおばあさんは山へ芝刈りに、どんぶらこどんぶらこおおおお!!!!
今年は11月15日から応募がスタートするので要件を満たす方は応募してほしい。日本人でも唯一これまで原田慶太楼が受賞している。
今年の受賞者はスペイン系アメリカ人のフランソワ・ロペス=フェレール。シンシナティ交響楽団、チリ国立交響楽団の副指揮者を務めた経験があり、チリ国立バレエでは首席指揮者も務めた。スイスのグシュタード音楽祭では第1回ネーメ・ヤルヴィ賞も受賞。
ヨーロッパとアメリカ両方で頭角をあらわさんと頑張っているわけだね。素晴らしい事だ。
この賞の過去の受賞者には今をときめくカネラキスの名前もある。若者たち、目の前に転がっている虹をつかみにいこう!チャンスはここから広がるかもしれない。
まずは永住権から。
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