世界3大コンクールのひとつ、エリザベート国際コンクールの結果が出ました。今年はヴァイオリン部門。おめでとう、おめでとう。優勝は、ウクライナからお越しのドミトロ・ウドヴィチェンコ(1999- )
コンクールは結婚とかと同じです。そこがゴールなのではなく、そこがスタートなのです。その瞬間は歓喜に包まれ、人々に称賛され、有頂天と言う言葉がまさしくふさわしく、ドバドバドバドバドバとアドレナリンも出るわけだ。だが、そこで人生が終わるわけではない。「めでたしめでたし」。と最後のフレーズまでたどり着けるという保証はない。全くない。おしどり夫婦って言われてたのにな、っていうニュース、時々ありますやんか。そもそもニュースにすらならないことも多い。なので、コンクールに勝ったのはその瞬間に最大風速が吹いただけであって、勝って兜の緒を締めよ、なのであります。
が、まあしばらくは有頂天でええよな。水を差すのもやぼやね。ごめん。歓喜に包まれた会場、ブリュッセルのパレ・デ・ボザールとともに、喜ぼうではないか!!!
コンクール公式YouTubeにアップされているセミ・ファイナルのモーツァルト(3分)↓
ほんでから、ゆっくりと現実に戻っていく。また一歩一歩、足をつけて、前身していくのだ。生き馬の目を抜く業界であります、うかうかしているとあっという間に取り残されていく。覚悟をきめ、さあ走り出せ若者!!!
みなさん応援しています。というわけでさっきでた6位までのリストは以下の通りです。日本人では吉田南さんが6位。おめでとう!上位に入ったみなさんも、そして順位がつかなかったみんなも、これからもけっぱれ!!
優勝 Dmytro Udovychenko
2位 Joshua Brown
3位 Ello Choi
4位 Kevin Zhu
5位 Julian Rhee
6位 Minami Yoshida
順位無しファイナリスト:
Hana Chang
SongHa Choi
Anna Im
Karen Su
Ruslan Talas
Dayoon You
副賞とかはまだ出ていないっぽいんで、コンクールの公式で出るまでしばしお待ちください。
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