昨年話題をさらった（さらったんか）、オペラ・フィラデルフィアの全席11ドルで！攻撃ですが、これはなにかというと、本当に11ドルで入れるわけ。安い！ほんでもって、追加で払いたい人はどんどん払ってもいいというわけ。なるほど、着眼点がすごいね。寄付の精神に基づいているわけだ。もともとがケチで出来ている私など、11ドルでうっかりはいってそのままにしちゃうかも。罪悪感。とほほ。
そう、このシステムの心配事といえば、本当に売れるのかという事に加えて、たくさん追加ではらってもらえるのか、というところですね。11ドルじゃあ、仮に2000席が売り切れたとしてもたったの22000ドルにしかならないわけ。300万円ぐらいの売上では、まったくもって収入的にはダメダメ、桁が足りなかろう。
しかし「今年もやります！！」って言ってるからには、うまくいったんだと思いますよね。なになに、昨シーズンは発売から2日で売上50%に届き、たった2週間で全公演が完売した！！すげー。回数的には9回（3演目）だった、とあり、そこはまあ控えめですが、それでもなあ、すごいよな兄弟！
これは画期的だ。11ドルだったら見てみようか、という人たちも多かったと言うことでしょうね。最終的な収入的にもいけていた的な感じ的な感じだったんだろうね。
さらに今年は責める、いや、攻める！上演回数を倍の18回に増やし（5演目）、さらには月額11ドル、年間111ドルなるわけわからんお席もご用意するとありますよ。いったい誰得？お客様が得する？これ、続けられるほんまに？すごい。すごすぎる。
心配事は絶えないが、しかし、ただ指をくわえて何もせずに座して待つだけではだめでありましょう。とりあえず去年は成功したんだから、ええやん。
今年どうなるかが注目ですね。去年と同じ事をやっていたら飽きられるからと、ちゃんと違うことをやっているところもポイント。人は飽きやすいので。
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