ニューアーク・ヴァイオリン製作学校というヴァイオリン製作を学ぶ学校があり、どににあるかというとイギリス。えっ、ニューアークってアメリカのニューヨークの近くのところと違うんか、とか思いますけれど、イギリスです。ノッティンガムの近くですね。ここです。
ここのヴァイオリン製作学校は世界でも最も有名な学校の一つなのだそうです。知らんかった。知識が足りなくてすいません。
この学校が、志願者数の不足により、新入生を今年は取らないことを決定したそうです。すでに入学の許可を受けていた学生たちには5月8日に電話で決定が告げられたそうです。
これは悲しい。しかし、こういうことになってから悲しんでもしょうがない、というのはありますけれど、ヴァイオリンを作りたいという人が減少しているということですか。あるいは少なくともイギリスには少ない、ということか。そうでなくとも、人々の関心が薄れて言っている、ということなのかもしれません。このニュースだけで判断はできませんけれど。
なおこの学校にはヴァイオリン製作部門だけでなく、ピアノ、木管、ギター製作部門もあるようなのですが、それらもすべて新入生の受け入れはなし、だそうです。
1972年の開校なので50年以上にわたって製作家たちを育ててきた名門。ちょっと調べるとかなり有名である、ということがわかります。チャールズ・ベアー、ユーディ・メニューイン、ライオネル・ターティスなどの弦楽器関係の著名人も関わっていたようであります。
在校生に関しては影響がないそうなのと、来年も新入生を受け入れるかどうかはどうもいまのところはわからなそうです。よい形で学校が存続していければいいのですが!
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