30年の研究の結果、オルガン曲2曲がJ.S.バッハ作品と鑑定され、トン・コープマンが初演。

Photo credits: Leipzig Bach Archive/Jens Schlüter

なかなかに複雑ですね。昔韓国の方に教えていただいたんですが、韓国語でいうとポクチャッパダですね。

新たに見つかったのではなく、すでに30年前から存在が知られていた2曲のオルガン作品、それがなんとこのたび、J.S.バッハの作品であるという鑑定が出まして、ライプツィヒでトン・コープマンの手で演奏された、おそらくこれが世界初演である、ということだそうです。そうか!よかったね。やったね!!

ライプツィヒのバッハ・アルヒーフで公式にプレスリリースが出ておりますのでご覧下さい。新しいBWV番号が追加されたということです。1178と1179、それぞれ「シャコンヌ」だそうです。30年かけて発券された楽譜がバッハの真作かどうか追い求め続け、パズルのピースをはめ込んでいくように徐々に真実に近づいていき・・・・うおお!ついにこれが本物だと特定するにいたった!

読んでる方も興奮するやんけ。ジグソーパズルに例えるとか、なかなかおぬしやるな!(偉そうに何を言うている)

どうやら自筆譜ではなかったみたいなんですね。それで誰の筆写なのかがこのたびわかって、それが決定的な最後の1枚のピースだったのだ!!えーと、1705年頃、バッハの弟子だったザロモン・ギュンター・ヨーン(Salomon Günther John)の手によるものであると。バッハの作品番号目録でありますBWVはたしか書かれた順ではなく、楽器編成順で番号が付けられているんですけれど、1100番台ってあるんかなと思ったら、あった。1090-1120までがノイマイスター・コラール集っていうやつで、その次の数字がこの二曲ですね1178と1179。ゴクリ、ちょっと待てよ。じゃあこのあいだの欠けている58曲ですかそれは何か、もしかして今も研究中の作品とかなのかな?なんで1121か1177まですっ飛ばして数字つけてんの。誰か詳しい人教えて。

まあそういう小難しいことは置いておいて、さあ世界中のオルガニストの皆さん、このシャコンヌを是非あなたの目でも発見して、人々に知らしめてください。カーン!ファイッ!

ッシャア!!

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