シカゴ響首席フルート奏者がベルリン・フィル首席へ

アイスランド人です。Stefán Ragnar Höskuldsson 、ベルリン・フィルの首席フルート奏者に就任。なかなか難しいお名前だがなんと読む。ステファン・ラグナー・ホスクルドソン、ですか。2015年からシカゴ交響楽団の首席奏者、そのまえは2008年からニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の首席奏者。日本のPMFにも来ているから、知っている人はよく知っているはず。

どちらかというとアメリカに(どちらもこちらもないけれど)軸を置いていた人が、ヨーロッパへ行くと言うことで、かなり大きな違いがあると思われるのです。そして1975年生まれのようなので、今年でもう50歳なわけだ。50で新しいチャレンジとかほんとすごすぎる。50の手習いですわ、ははは。ともかくマチュー・デュフォー(この人もシカゴからベルリンに行ったんですがね!!)の後任として、ベルリン・フィルへ。無事にこの大役を果たせるかどうか、いざ勝負、であります。

一説によると、試用期間を突破できなかったセバスチャン・ジャコがもう一回チャレンジした、通るのではないか、そういう噂も流れていたのですが、それはどうやらなさそう、ということですね。「本当だったらすげえ!」と私はその噂話を聞いた瞬間スタバで沸騰していたのですが、それはない、と。なるほどな。万感の思いを込めて・・・・・・

くうう。

残念、という気持ちと、まあそうよね、というお気持ちそのほかがミックスされています。

しかし、ホスクルドソンにとっては極めてチャレンジングな年となるでしょう。ベルリンで定着することを願い、さあファイッ!!いや、闘いではありません。それにしてもメトロポリタン→シカゴ→ベルリンというルートもすごいですよね。メトロポリタンでもシカゴでも十分に最高すぎるポジションなのに、それを捨ててなおベルリンへ行こうかというその心意気、ベルリンへ行きたいというその意志はどこから来るのか。

それはベルリンだからだ。これがウィーンだったらどうだろうか。たぶんないのではないか。なんとなくだけど。そういうルートはない気がする。

世界の大化け物集団(とりわけ管セクション)、それがベルリナー・フィルハーモニカー!大阪公演も完売しているぞ!完売なのにどうして梅田駅にポスターが残っている!ま、お金払って期日を買ってるんで、そのままにしているのでしょう。

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