フランク・ゲーリーと言えばめちゃくちゃな建物で有名で私もわくわくしながら大学生の頃に「新建築」を読んだものだ。調布図書館で。お金がないから図書館で読むんだよ。
クラシック音楽でフランク・ゲーリーと言えば何を差し置いてもロサンゼルス・フィルの本拠地ウォルト・ディズニー・コンサートホール(去年2023年が開館20周年)でありましょう。ぐにゃぐにゃの、ブリキが乱立しているかのような外観!
うおー・・・掃除しずらそうだ・・・と思ってしまうのは夢がないんだろうね。でも安藤忠雄設計の渋谷駅にホコリが溜まっているのとか見るたび、ああ掃除してくれよ・・・と思うのは私だけではありますまい。
実際のところ外壁とかめちゃくちゃなパイプオルガンとかホコリ積もったらどうしてるんだろうか。積もりっぱなしなんだろうか。誰か中の人教えて!
それはいいとして、フランク・ゲーリーの新しい建物がそのロサンゼルスに出来るそうですよ。それがコルバーン・スクールの新校舎、コルバーン・センター。2027年春完成予定だそうです。コルバーン・スクールはマイケル・ティルソン・トーマスやアン・アキコ・マイヤースなどが学んだロサンゼルスの名門校であります。
完成予想図を見ると四角形で、フランク・ゲーリーも枯れてきたのかな、と思わせる穏やかな作品だが、タイムラプス動画を見ると内装はやっぱり!ぐにゃぐにゃや!!こうでなくちゃあ!!。
総工費3億3500ドルということなので、およそ500億円!すごい。日本の音楽大学でこんなお金がポンとでるところなんてないだろうな。やばい。日本置いてかれてる。
ていうかこのあたり一帯がフランク・ゲーリーの建てもだらけらしいので、ゲーリー師、大もうけしたな・・・じゃなくて、すごいな!
建物というのは長い間残るものなので、フランク・ゲーリーの名前もこのあたり一帯で長く刻まれるのでありましょう。ちなみに仙川には安藤忠雄が集まった安藤ストリートがあるよ。
新しいコルバーン・センターには1000席のホールも出来るらしい。音響は世界の第一人者豊田泰久!!!大ホールでは大きすぎ、小ホールでは小さすぎる。この中間を拾っていくのでありましょう。多様性だね。
まさにね。
実に・・・うらやましい!!!
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