まさかの二桁へ。このツアーブログをお読みいただきありがとうございます。日本デビューでいきなり7公演とか、本当にすごいことだなと思いますよね。これは、先日とあるポーランド人に指摘されたことでもありますが、やはりブルージュ国際古楽コンクール優勝者、という肩書きがあって、その期待感みたいなものがあってのことだ、というのは事実です。
なのでこれが一発屋になるとだめなわけだ。一発当てたがあとはシューッと落ちていく、それはだめで、これからの本人の絶え間なきハードワーク、アイデアの数々、そしてプロモートする側にも工夫、仕組み、座組みづくりも必要になってくるので、今後マチェイ・スクシェチュコフスキがどのように日本で、あるいは世界でパワーアップしていくのか、いつ徹子の部屋に出られるか、紅白はまだか、それが大きな課題であろう(大きすぎる)、と考えていますので応援しくよろ(よろしくって脳内で変換して読んでほしい)。
昨日は移動日。ツアーというのは乗り打ちという怖い言葉もあって、乗り打ちっていうのは、朝起きてから別の都市に移動してその日のうちにコンサートをすることですね。これに失敗するとどうなる。困る。
私も一度だけ、乗り打ちに失敗したことがあって、それはまたどこかで書く機会があるかなと思いますけれど、公演の前日にこうしてその都市に着いている、というのはなかなかに安心の出来ることであります。
だがなんてこと!牡蠣を食べるなんてとんでもございませんわ!!けしからん!!
安心してほしい。加熱済みの牡蠣をいただいていますから。オイスターは広島では有名らしいね、と涼しい顔をして言うこの男。やはりただものではない。しっかり検索をして予習済みだ。だがこれほど巨大な牡蠣は見たことがないというから、日本人のおっちゃんは、自分のおかげでもなんでもないのになんとなく誇らしげな気持ちになって汗もかいたものだよ。
本当はお好み焼きも食べて、写真撮りそこなってん。大阪よりも広島のお好み焼きの方が自分の好みのようだ、ということを発見した夜でもあったのですが、大阪の人には言わないでほしい。広島に軍配が上がったということだけは。
オッコノミヤキと賀茂鶴とデカ牡蠣で体力を回復したマチェイ・スクシェチュコフスキは、本日がいよいよ日本デビューツアーの最終公演。今夜、完売の東広島芸術文化ホールくららで。
待ってる。
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